「園児のお弁当は、8割がご飯」が正解。ご飯をよりおいしく食べるための「ふりかけ」や「ご飯の友」のアイデアをご紹介します。

「ご飯8割」なら、お弁当作りは簡単でヘルシー

お弁当包みは「クロスで結ぶ」がおすすめ。指先の練習になります。
「粗食」がいちばん!園児の弁当でもご紹介した、幕内秀夫氏『子どもべんとう』によると、「子どものおべんとうは、ごはん8割が基本」とのことです。
頭を悩ませるおかず作りは残りの2割でいいのですから、これは簡単。そのおかずも、前日の残り物や常備菜、漬物などを使って、手をかけすぎないこと。「おかずの種類を増やそうと、油だらけの見栄っ張りべんとうにするのは避けなさい」ということが幕内氏の主張です。

「ふりかけ」「ご飯の友」を活用

ただ、「ごはん8割と言われても、うちの子は白いご飯をおかずと一緒に食べることができなくて」という子どもも多いものです。そんな場合に役に立つのが、「ふりかけ」や「ご飯の友」です。
逆に言えば、おかず作りにに手をかけすぎるより、ふりかけさえ安全で美味しいものを準備しておけば、お弁当作りはぐっとラクになるはず。お弁当作りに時間をかけられない家庭ほど、ふりかけ利用を積極的に取り入れるべきなのです。

「素材」で考えるふりかけ材料

「ふりかけを作る」と言っても、そんなに難しく考えることはありません。例えば「削り節+しょうゆ」。削り節にしょうゆをまぶして、ご飯に添える。これだけで、立派な「手作りふりかけ」です。
ガイドが家庭で実際に利用している「ふりかけ・ご飯の友素材」は以下のようなものです。
■のり
海藻は繊維やカルシウムが豊富。そのまま「ご飯に乗せる」「おにぎりに巻く」以外に、しょうゆ・酒・砂糖などでつくだ煮にしても。
■ちりめんじゃこ
ちりめんじゃこそのものをご飯にかけるだけで、カルシウムが手軽に摂れます。大根の葉とともにしょうゆ・砂糖で炒りつけるのも美味しい。
■ごま塩
シンプルなふりかけと言えば、これ。玄米入りのご飯には、特によく合います。
■すりごま
しょうゆと砂糖で味付けしたものに加えるのが美味。味がマイルドになるので、子どもも好みます。
■ゆかり、青のり
そのままご飯にかけるだけ。また、これらは野菜などにまぶしつければ、それだけでおかずが1品できます。ゆかりは大根やきゅうりなどで漬物風に、青のりはポテトなどに合います。
■梅干し
そのまま「日の丸弁当」にしてもいいし、種をとってたたいて他の素材と混ぜても。
■削り節
しょうゆとともに、他の材料と合わせても。
■たらこ、さけフレーク
どちらも焼いてほぐすだけ。酒を加えるとしっとりします。他のものと合わせてもいいし、卵焼きに入れるなどの利用もできます。

市販のふりかけには要注意

「ふりかけなら、市販のものでいいんじゃない?子どもも喜ぶし。」という意見もあるかと思います。しかし、市販のふりかけは原材料名をよくチェックして下さい。必要以上に食品添加物が使われていませんか(幕内秀夫氏『子どもレシピ』 より)?
食品添加物は、食品の腐敗を防ぐためにある程度は避けられないものです。でも、わざわざ子どものご飯に味をつけるためだけにそれらを使うなら、じゃこや海苔など少しでも身体によいものを使うほうが合理的ではないでしょうか。
もちろん市販品でも、添加物の少ないふりかけ類を探すことは可能です。「ふりかけ選び」から、「原材料名」をチェックする習慣をつけていきたいものです。

もっと知りたい、「ふりかけ」バリエーション

ここでは、のりや削り節など基本的な「ふりかけ・ご飯の友素材」をご紹介しましたが、ありとあらゆる材料がふりかけになるという、こんなレシピ もあります。ご興味のある方はチェックしてみて下さい。

幼稚園・保育園のお弁当は毎日のことだから、「長続きできて、身体にいい方法」を考えていきたいですね。



■参考文献
幕内秀夫 『子どもべんとう』 主婦の友社
幕内秀夫 『子どもレシピ』 主婦の友社
幕内秀夫 『ふりかけ101-いちばん身近でおいしい粗食』 学習研究社

■参考サイト
フーズ&ヘルス研究所

■関連サイト
「粗食」がいちばん!園児の弁当【幼稚園・保育園】
シンプルごはんの運動会弁当【幼稚園・保育園】
粗食について【料理のABC】


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