「犯罪に遭う機会を減らすことで、犯罪自体を減らすことができます。犯罪を減らす方法を常に家庭でも考えてください。よく考えて、対策を1つでも立てることで不安を克服できます。
事件のニュースを見たら、『どうしたら、再発を防げるか』『自分だったら、どう対応するか』を話し合いましょう。考えること、工夫することをくせにするといいですね。
地域安全マップは、地図を作るプロセスが大事なので、地図の精度は問いません。子どもたちが相談しながら危険を探して、発見したことを地図にすることで、当事者意識を持ち、街を大事にする気持ちが育ちます。
さらに、親子で街を歩くことで、大人は子どもの視線に立って、危険な場所をチェックすることができ、例えば、街灯をつけてもらう運動をするなど、危険な場所を安全な場所に変えることもできます。
また、人に教えることによって体験が身につきます。作った地図をもとに危険回避について、近所のお友達に教えてあげましょう。」
早速、今度の週末にでも、この要注意ポイントを参考にして、ご家庭で「地域安全マップ」を作ってみてください。そうすることで、子どもの意識が変わってくるはずです。
この記事のイラストは、子どもの危険回避研究所の資料のイラストを使用しています。
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子どもの危険回避研究所