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リビングで勉強することの効果(2ページ目)

最近、子どもの勉強はリビングでと考える家庭が増えています。どういうところが効果的なのでしょうか。また、どんなことに気をつけなければならないのでしょうか。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

勉強ができる環境のLDとは?

地球儀や図鑑を置いたり、世界地図、日本地図を貼るなどして、TVで出てきた地名の場所をすぐに確認できるようにしたり、わからない事柄をすぐに調べられるようにしておきましょう。

LDで勉強している場合、LD用の学習机ではなく、食事用のテーブルで勉強をしているケースも多いかと思いますが、そうしている家庭で、困っていることと言えば、テーブルの上が参考書や問題集でいっぱいになっているので、食事するときに問題集や参考書やプリントなどを端っこに寄せて食事したり、床に降ろして食事をしたりしているといいます。

ですから、その対策として、勉強道具を入れる大きなかごかボックスを用意しておくといいですね。

LDで勉強する子どもへの接し方

とても大切なことは、勉強している子どもをほめることです。

たとえ、リビングで勉強していても、叱ってばかりでは逆効果です。頭ごなしに「こんな漢字も書けないの!?」「こんなことも知らないの!?」「計算遅いね!」などと言われたら、「勉強=苦手なもの・辛いこと」と記憶され、勉強が嫌いになります。

それに対し、「計算、早いね。」「丁寧に字を書くんだね。読みやすいね。」「頑張ってるね。」など、何でも気付いたことをほめることで、「勉強=得意なもの・楽しいこと」と記憶され、勉強が好きになります。

ほめることが勉強に良い影響を与えるだけでなく、親子間にも良い影響を与え、親子の信頼関係を深めることにつながります。


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