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陰山先生講演会~早寝早起き朝ごはん(2ページ目)

先日、「教育講演会・立命館小学校説明会」が行われました。立命館小学校副校長の陰山英男先生の講演「家庭での保護者の役割~早寝早起き朝ごはんで子どもが伸びる~」のレポートです。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

学力低下の本質は生命力の低下

つまり、知能指数は簡単に上げることができるのです。逆に言えば、簡単に下がってしまうのです。決め手は、「早寝早起き朝ごはん」による脳の機能強化です。

睡眠時間・就床時刻と成績・知能指数の関係

■睡眠時間と国語・算数の成績の関係

睡眠時間  4  5  6  7  8  9 以上
国語の点数の平均点  52  62  66  70  71  70  65
算数の点数の平均点  53  64  70  74  74  74  68

<土堂小学校のデータより>


上の表から睡眠時間は7時間~9時間が望ましいことがお分かりいただけると思います。また、睡眠時間だけでなく、就床時刻も早いほうが成績や知能指数に良い影響を与えるという結果も出ています。


食事と学力の関係

■摂取食品数と成績の関係

一食あたりの摂取食品数を増やすと成績が上がります。逆に言えば、貧しい栄養の食事では学力は低下します。


■朝ごはんと偏差値・知能指数の関係

食事 偏差値の平均値 知能指数の平均値
毎日食べる
50
102
時々食べない
46
98
毎日食べない
40
90

知能指数90以下だと授業には十分ついていけません。朝食がいかに大切かということです。

詳しくは、「学力を付ける食事」(文藝春秋)をご覧ください。


次は、100マス計算で思考力がアップ他です。
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