立命館小学校副校長
陰山英男先生
5月22日、幼児教室もえぎ会主催の「教育講演会・立命館小学校説明会」が開かれました。教育講演会では、立命館小学校副校長の陰山英男先生が「家庭での保護者の役割~早寝早起き朝ごはんで子どもが伸びる~」をテーマにお話しされ、教頭の荒木貴之先生は、立命館小学校の様子や親子の関わりについてお話しされました。

陰山英男先生は、ご存知のように、百マス計算などの徹底した「反復練習」と「早寝早起き朝ごはん」による生活習慣の改善により子ども達の学力向上を実現されてきました。

では、最初に陰山先生のお話をご紹介します。


100点を目指さない子育て

親は、100点を目指さないことです。失敗が親を成長させ、親の成長とともに子どもも伸びていくのです。親子関係がうまく行かなくても、そこから、親子の関係ができていくものです。子育てに魔法のように簡単にうまくいく方法はありません。

教育を語るには国際化は避けて通れない

日本という国は、アジアの端の島国なので、世界を知るには、海を渡らなければならず、世界の動きに疎くなりがちです。学習指導要領は国内問題にだけ対応し、教育の国際化に対応していません。たいへん深刻な問題であるにもかかわらず、社会が問題にしていることと実際の問題がずれているのです。もっと世界に目を向け、グローバルな視点でものごとを捉え、教育を考えていかなければなりません。

学力低下の真の原因

今、問題となっている学力低下は新学習指導要領が原因だと思っていらっしゃる方は多いかもしれませんが、それは単なる一部にしかすぎません。私が注目する原因は校内暴力と不登校です。

昭和50年代、夜型生活による生活習慣の乱れと受験競争の激化による校内暴力が原因で、不登校の生徒が増え、子ども達の学力が低下したので学習指導要領を変えざるを得なかったわけです。新学習指導要領にしたことが原因で、学力が下がったわけではないのです。

土堂小学校のほとんどの子どもの知能指数が上がった!

土堂小学校で校長として、「早寝早起き朝ごはん」と百マス計算などの徹底した「読み書き計算の反復練習」を実践した結果、一部の子どもだけでなく、全ての子どもの知能指数が上がりました。


次は、睡眠時間や食事と成績の関係他です。