ウィーン少年合唱団の学校と寄宿舎


(C)Lukas Beck


ウィーン少年合唱団は、独自の寄宿舎と学校を持っています。ほぼ250人の子どもたちが、ウィーンのアウガルテン宮にある学校で学んでいます。幼稚園と小学校で、少年少女は、幅広い音楽及び一般教育を受けており、最も才能ある少年たちが、10歳から少年合唱団に受け入れられます。オーディションは厳しく試用期間もあるそうです。

ギムナジウム(ヨーロッパの教育機関)では、授業は小グループに分かれて行われ、自由時間には、様々なことが行われています。遠足、美術館訪問、映画や芝居、オペラの鑑賞、そして(ポップ・ミュージックも含めた)コンサートに出かけたり、サッカー、バスケットボール、バレーボール、野球、フェンシング、水泳などを行っています。


自ら問い合わせて入団した
初の日本人団員カイ・シマダくん


カイ・シマダくん
(C)Lukas Beck
1994年生まれの13歳。2004年、10歳の時、ウィーン少年合唱団のコンサートを聞いて感動したカイくんが両親にも内緒でプログラムに載っていた連絡先に問い合わせをしたところ、ウィーンでテストを受けるようにと返事が来ました。そして、オーディションを受けに行き、入団することができました。

とてもしっかりしているカイくんですが、日本では、アミューズメントパークに行くことを楽しみにしているようで、やはり、13歳ですね。好きな音楽はロックだそうです。

辛かったことは、最初、ドイツ語ができなかったことで、歌詞の内容が分からず、丸暗記するしかありませんでした。食事も慣れるのに時間がかかったということです。そんなカイくんも今では、シュニッツェルが好物で、ドイツ語ももちろん話せるようになっているということです。

今回、日本の皆さんに歌うところを見てもらえることをとても楽しみにしているそうです。