順位 | 子どものころなりたかった職業(男性) | 子どものころなりたかった職業(女性) |
1位 | パイロット | フライトアテンダント |
2位 | 野球選手 | 学校の先生 |
3位 | 電車の運転士 | 幼稚園の先生&保育士 |
4位 | 医者 | 看護士 |
5位 | 学校の先生 | お花屋さん |
6位 | 科学者 | 歌手・アイドル |
7位 | 警察官 | ピアノの先生 |
8位 | サッカー選手 | ケーキ屋さん |
9位 | レーサー | 漫画家 |
10位 | 弁護士 | 医者/獣医 |
偶然にも、1位がパイロットとフライトアテンダントになり、4位が医者と看護士になっていますね。1位がパイロットとフライトアテンダントという結果は、飛行機自体みんなの憧れでしたから、その乗務員は男の子からも女の子からも憧れの職業だったといえます。私も、よく、「アテンションプリーズ」と言って、スチュワーデスの真似をしたものでした。
最近は、海外が身近になり、飛行機そのものにあこがれるということもなく、また、航空機事故も多い今日、今の子ども達にとっては、一昔前ほどの憧れの職業とはいえなくなっているのかもしれません。
一方、看護士と医者は、依然、人気があり、子どものなりたい職業としてだけでなく、親が子どもに付かせたい職業にも上位に上がっています。
また、男の子の憧れの職業として、今も昔もかわらないのは、野球選手と電車の運転士です。しかし、今、上位にあるサッカー選手は8位に留まっていますが、これは、昔はJリーグなど無く、TVで観戦するスポーツといえば、野球と格闘技ぐらいでしたから当然と言えるでしょう。
女の子の憧れの職業である学校の先生、幼稚園の先生は、今も人気がありますが、フライトアテンダントに代わって上位に上がっているのは、ケーキ屋さんや花屋さんなど夢のある職業になっています。
単にケーキや花に囲まれて仕事をしたいという理由もあるでしょうが、パテシエやフラワーアレンジメントという言葉も浸透している今日、ケーキや花を美しく見せるアーティストとしても認められていることが、憧れの職業の上位に上がっている理由ではないでしょうか。
夢を実現させたという方は、ごく少数ですが、たとえ夢は実現できなくても、数十年前のことなのに、なりたかった理由も鮮明に覚えていらして、皆さん、熱く語ってくださいました。
夢を持つということはすばらしいことだと思います。今の子ども達にも、夢を大切にし、前に進んでいってほしいと思います。