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シリーズ=小学校入試問題!vol.3~図形の合成 やってみよー入試問題!~図形編(5ページ目)

人気シリーズ「やってみよー入試問題!」の「図形編」です。ご家庭にある身近なものを使った図形の学習方法をご紹介しています。今回も、ぜひご家庭で、チャレンジしてみてください。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

■■ 「図形の合成(重ねる)」の問題例 ■■


(1)右の2つの模様は透き通った紙に描いてあります。

その2つの模様を重ねると、どんな模様になるでしょうか。

下の中から見つけてまるをつけなさい。





(2)右の2つの模様は透き通った紙に描いてあります。

その2つの模様を重ねると、どんな模様になるでしょうか。

下の中から見つけてまるをつけなさい。




(2)はかなり難度の高い問題です。重ねる前の図形は小さな三角が印象的ですが、重ねることにより、その三角が見つけにくくなっているからです。


■■ 「図形の合成(重ねる)」の問題の考え方 ■■

重ね合わせてできる図形を考える場合、片方の図形をもう片方に写し取って考えます。

(A)(B)

左の図形の場合、(B)の図形に(A)の図形を写し取ります。つまり(B)の図形の真ん中に横線を引くのです。もちろんその逆でもかまわないのですが、子どもが描きやすい方の図形を描くようにします。


(C)(D)

(A)や(B)の図形は写し取りやすいものですが、(C)や(D)の図形を写し取ることはかなり困難です。また、そもそも図形を重ねるという問題のイメージ自体、把握することが難しいお子さんもいらっしゃいます。


さて、そんなお子さんのための重ね図形の学習法は、次のページです。
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