▼ あせらない、おこらない
子どもの成績が思うように上がらなくても、あせらないでください。ほんの少しの間、マンガを読んでるぐらいで、怒らないでください。親のあせりはそのまま子どものストレスとなり、怒りはプレッシャーとなって子どもの中に積もっていきます。
「おかあさんが怖いから勉強しなくっちゃ。」という動機付けは、瞬間的に子どもを動かすことはあっても、長い目で見ればマイナスのエネルギーにしかなりません。
▼ ほめてください、はげましてください
やり遂げたことをほめる。そのとき、できたことをほめる。つまり、努力をほめる。そして、がんばりをはげます。その上で結果に対するコメントをするようにしましょう。
▼ 「今日は何を習ったの?」とたずねる
復習の第一歩は今日習ったことの思い起こしです。時間がなければ、漢字の一個でもかまいません。お子さんを「先生役」にして、授業の話を聞いてください。話そうとすることで、何が理解できていて、何が理解できていないかがはっきりしてきます。習ったことを自分の言葉で話すことができて初めて、理解できたと言えるのです。
▼ 授業ノートを見る習慣をつける
自分以外の誰かが必ずノートを見るという前提があれば、ノートをとる丁寧さがかわってきます。テストの答案も同じです。読み手を意識すると、表現はもうひとつ上のランクに上がります。ノートは必ず目を通すようにしてください。
<初めての中学受験入門講座(日能研)>資料より
1ページ : 国語・算数の学習法
2ページ : 社会・理科の学習法
4ページ : きちんとした会話をする
5ページ : 子どもに押し付けない
6ページ : 先取り学習はしない