よく噛む力(咀嚼力)を育む
歯は大切だと乳幼児期から教えましょう |
よく噛む力の発達のためには、離乳食の進め方も大切です。2007年に発表された厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」では以前に使われていた「ゴックン期・モグモグ期・カミカミ期」という括りがなくなってしまいましたが、月齢毎に区切らずとも、それぞれのペースで「ゴックン(飲み込み)→モグモグ(歯茎でつぶす)→カミカミ(噛む)」というステップは踏みたいものです。
また離乳食期を卒業した2歳ごろからは少しずつやわらかいものだけではなく、「よく噛む必要のあるもの」も与えたいものです。そのためには、「食べ物(食べること)が好き」な子どもにしておくのも大切。食に興味がないと、噛むことにすぐ飽きてしまったりもします。小さい頃から少しずつよく噛める子どもを育てたいものですね。
次ページで詳しく噛むことの効果をお伝えします。