幼児食/幼児食の基礎知識

卑弥呼に学ぶ?咀嚼力

噛む力は赤ちゃんのいろいろな発達に影響を及ぼします。卑弥呼の時代を考えて作られた面白い標語をご紹介します。

川口 由美子

執筆者:川口 由美子

離乳食・幼児食・妊娠中の食事ガイド

よく噛む力(咀嚼力)を育む

歯は大切だと乳幼児期から教えましょう
離乳期・幼児期ならずとも、「よく噛むこと」(=咀嚼そしゃく)が大切なのは言うまでもありません。よく噛んで食べることは消化吸収を助けるだけではなく、頭の働きをよくするとも言われています。

よく噛む力の発達のためには、離乳食の進め方も大切です。2007年に発表された厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」では以前に使われていた「ゴックン期・モグモグ期・カミカミ期」という括りがなくなってしまいましたが、月齢毎に区切らずとも、それぞれのペースで「ゴックン(飲み込み)→モグモグ(歯茎でつぶす)→カミカミ(噛む)」というステップは踏みたいものです。

また離乳食期を卒業した2歳ごろからは少しずつやわらかいものだけではなく、「よく噛む必要のあるもの」も与えたいものです。そのためには、「食べ物(食べること)が好き」な子どもにしておくのも大切。食に興味がないと、噛むことにすぐ飽きてしまったりもします。小さい頃から少しずつよく噛める子どもを育てたいものですね。

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます