感動の台北ステイを創るホテル、パレ・デ・シン(君品酒店)

6階にあるフロントはフロントというよりも貴族の館。シャンデリアとビロード張りのソファーが続くラウンジもドラマティック!
どことも似ていない、オンリーワンなホテル

6階のメインロビーは照明を落としてあり、シックな雰囲気
パレ・デ・シンは、西洋の宮殿スタイルと中華テイストをMIXした個性的なデザインで、まさにフランスで言うところのBCBG(ボンシック・ボンジャンル)。知性や品格を感じさせつつ、華麗。それでいてどこか旅する者の身体にしっくりとなじむ寛ぎ感があるホテルなんです。
例えばチェックインをするレセプションのカウンターは、トップを上質な皮で覆い、側面はヴィンテージの銅板で囲んで全体を優雅な猫足で支えています。その背後にある壁は切りだしたままの岩肌で、まさに古城の趣き。照明は出来るだけ明るさを押さえてあり、宮殿の雰囲気作りに一役かっています。
上品さに遊び心をプラスした、新しいエレガンススタイル

デラックスルームはバスタブとシャワールーム、トイレが別になっています
大胆にも室内にそのまま置かれたまるいバスタブは、カーテンを引けばプライベートな空間に。キャンドルそっくりのライトが脇に置かれているのも、粋なはからい。ライティングデスクと洗面台は向かい合わせになっていて、立てた鏡で分けるという大胆な配置です。ベッドはたっぷりとしたサイズで、上に置かれたイニシャル入りクッションにパレ・デ・シンらしいこだわりが。通りに面したお部屋は視界を遮るものがないので、窓からの眺めは最高です。
食に対するこだわりも随所に

左がオーダーしてから作る担仔麺。お粥のトッピングも豊富です
もちろんレストランも名店揃い。西洋レストラン「雲軒」のシェフは台湾のホテルには珍しく女性シェフが就任しています。フランスのミシュラン2つ星レストランで修業した経験を生かし、素材の持ち味を生かす料理を得意としています。

アフタヌーンティの時のオリジナルティーセットにも注目を
また、17階にある中華レストラン「[臣頁]宮」は高級広東料理の店。美しい空間で中華料理を堪能したいならここがぴったりです。ただしお食事の値段設定はやや高めなので、特別な日に訪れてはいかがでしょうか。
アクセスの良さも、ホテル選びの重要項目!
パレ・デ・シンと同じ建物にあるショッピングモール・Q Square (京站)は、台鐡台北駅地下1階に直結していて、台鐡駅までは数分で到着。ここからMRTや高鐡に行くことも可能です。外の道路を歩いても台鐡やMRTへ数分で着き、空港バスの乗り場も近くにあります。このエリアの詳しい情報は>>>台北駅・中山・迪化街周辺エリアへ
<DATA>
■君品酒店 PALAIS de CHINE(パレ・デ・シン)
住所:台北市承徳路1段3號
アクセス:台鐡台北駅徒歩約2分
TEL:02(2181)9999
料金:11,000台湾元~(約33,000円~)