資産運用

なぜ筋トレをする投資家は資産を作れるのか?(2)(3ページ目)

前回に引き続き、筋肉トレーニングと投資の共通点を紹介していこうと思います。今回は、実際のトレーニングの効果にも触れつつ、話を進めていきましょう。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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筋トレを行うペースは? 

では、筋肉トレーニングはどのくらいのペースで行えばいいのかとううと、2日~3日に1回。翌日に痛みがほとんどでない軽めの筋トレであれば毎日でもいいとのこと。たとえば、階段を1段昇ったり降りたりする運動や片足スクワット。あとは500MLのペットボトルに水を入れて20回程度の上げ下ろしを、休息時間を短くして行ったり。(もちろん、人によって異なります。)ただし、この場合には、すごく鍛えて筋肉を太くするというよりは、ほどよい筋肉をつけるという感じです。

筋肉を鍛えて太くするためには、ギリギリ10回できるくらいの負荷がよくて、やり終わったときには、筋肉がパンパンになっているような状態が効果が高いそうです。だからといって負荷を落とすと筋肉が太くならないというわけではなく、あくまで緩やかということ。
 

筋トレも投資も自由度を高める結果をもたらす 

好きなように動けるということは、それだけ自由度が高いということ。

好きなように動けるということは、それだけ自由度が高いということ。

筋トレをして筋力が上がれば、走るのが速くなる、階段を上るときに苦しくなくなるといった行動の自由度が高くなってきます。それに、高齢になったときにも、体力の持ち越し効果によって、まだまだ元気に運動ができることもあるかもしれません。

投資に関しても同じで、投資をすることで財産形成ができれば、その分経済的な自由を手に入れることができます。たとえば、今30歳の人が30年間コツコツ投資をすることである程度の財産を作って60歳を迎えたとき、そこにあるのは、きっとお金の心配が軽減された生活だと思うのです。少なくとも、同じ金額からスタートして、1人は貯金、1人は運用という選択をしたとき、どちらの財産が多くなっているのかというと、おそらく運用をした人なのではないでしょうか。

それはなぜかというと、30年間複利で運用するからです。そしてそのベースにあるのが、経済の成長です。短期的に見れば、今のような不景気の時代もありますが、もっと長い目で見れば経済は右肩上がりの成長をしていきます。クネクネと波を打ちながらなので、いいときもあれば悪いときもある。

それを乗り越えることができた人は、そうでない人よりも、経済的自由を手に入れることができる可能性があると思います。

筋トレも、続けていく中では辛いときもあるでしょうし、やめたくなるときもあるでしょう。でも、それを乗り越えていくことで、体力的な自由、行動の自由を手に入れることができるわけです。

今回筋トレと投資という、全く違ったジャンルから記事を書いてみましたが、結局のところ、コツコツと長期的に行うことが大切だということです。そのためには、環境を整える必要があって、それは、たとえば仲間を作ったり、目標を持つことだと思います。

筋トレをコツコツできる人は、きっと投資もコツコツできるはず。そして将来的に財産を形成しているのではないか。そんなことを思いました。

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