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マンションの迷惑収納番付ワースト5(2ページ目)

限られた面積の中で、部屋と収納とがせめぎ合うようにして生まれた間取り。どちらかを優先すれば、一方は犠牲になるから住みにくいのです。収納は量ではなく質。使いにくい収納はもう要らない!

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

ワースト3:勘違い収納

クローゼットの奥行きを浅くして、和室側には棚をつくるという手も

クローゼットの奥行きを浅くして、和室側には棚を作るという手も

和室側の押し入れと洋室側のクローゼットが、部屋の間仕切りを兼ねている場合があります。押し入れと同じ奥行きのクローゼットの場合は、パイプが1列では奥行きが余るので、パイプを2列にしていることがあります。

そこでよく勘違いがおこるのです。服が2倍掛けられるのではないかと。でも、ハンガー掛けにした服の肩幅を見れば分かりますが、押し入れの奥行きでは服同士がわずかに重なり合うので、結果として1本のパイプと同数しか掛りません。錯覚だということが分かるはずです。

間取りを見る限りは、クローゼットと押し入れが無駄なく並んでいるように感じますが、クローゼットとして使うには半端な形造りだといえます。

 

ワースト2:バッティング収納

収納扉を外して使っているケースも。扉の費用が無駄になる

収納扉を外して使っているケースも。扉の費用が無駄になる

日常的に頻繁に使われてこそ、収納を設けたことの価値が高まります。ところが使いたいのに使いにくくて、いつもイライラするというクレームが多いのがこの収納です。

部屋の扉と収納の扉とがぶつかりあう位置関係にあると、部屋に入ってチョコッと出し入れする気軽さがなくなります。そうなると使うのは、部屋の扉から遠い収納だけ。残念なことに、収納があっても一部分だけしか活用できません。限られた面積をやりくりして収納を作っても、これではスペースの無駄使いです。

間取りの都合で、こういった位置関係になる場合が多いのですが、収納の扉を引き違いにしたり、折り戸を左右にスライドできる仕様にするなどの工夫が待たれます。

では最後に、あなたもイラッとした経験があるかもしれない、最悪収納をご紹介します。
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