台北/台北のカフェ・スイーツ

仙草ゼリー・焼仙草・仙草系/台湾のスイーツ

仙草ゼリーや焼仙草といった仙草系デザートは、その色の黒さに敬遠しがちですが、ほんのり甘いゼリーで食べやすく、芋圓などにもよく合います。夏は冷たく、冬は温かいデザートが人気です。

保谷 早優怜

執筆者:保谷 早優怜

台湾ガイド

ヘルシースイーツ、仙草ゼリー・焼仙草・仙草系

仙

鮮芋仙のかき氷「鮮芋仙招牌」50台湾元(約150円)

真っ黒なゼリー、仙草(シェンツァオ)もまた台湾で好まれているデザートのひとつ。夏は冷たく冷やしてゼリーとして、冬は温めて葛湯のようにしていただきます。

仙草とはもともと植物の名前で、この葉や茎を乾燥させて煮詰めると黒くとろりとした液体になり、冷やすとゼリーのように凝固します。真っ黒なので香港にある亀ゼリーと勘違いされることもありますが、亀ゼリーのような強烈な苦さはなく、ほろ苦い程度。加工されたデザートは黒砂糖などで味をつけているのでむしろ優しい甘さを感じるほどです。

冷たい仙草スイーツ食べるなら、鮮芋仙のかき氷「鮮芋仙招牌」がおすすめ。かき氷自体が仙草味になっているのが特徴で、そこに仙草ゼリーと芋圓を載せてミルクをかけたものなんです。鮮芋仙は仙草と芋圓をメインメニューにしたスイーツの店。メニューの多くは甘さが控えめで、現地の若者を中心に人気があります。

 

焼仙草の季節が来ると台湾も冬の到来。招牌焼仙草45台湾元(約140円)

焼仙草の季節が来ると台湾も冬の到来。招牌焼仙草45台湾元(約140円)

あったか仙草スイーツのおすすめNo.1といえばやはり焼仙草。焼仙草といっても焼き菓子ではなく、仙草ゼリーを温めて葛湯のようにした状態です。鍋で温めた仙草に芋圓と大きめのタピオカとピーナツが入った焼仙草は、台湾の冬の味。屋台で売られていることが多く、もちろん鮮芋仙でも扱っています。冬だけのメニューですので、この時期に訪れたらぜひ試してみたいデザートです。

<DATA>
鮮芋仙(シィエンユーシィエン)微風店
住所:台北市復興南路一段62號
アクセス: MRT忠孝復興駅1番出口より徒歩約8分
TEL:(02)2775-1447
営業時間:10:00~24:00
定休日:なし

※1台湾元=3円で計算しています。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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