これぞ、メキシコ版濁酒(どぶろく)!? プルケ

黄桃果汁をミックスした

黄桃果汁をミックスしたプルケ

プルケ専門居酒屋=プルケリアの風景。トマト入りプルケをサーブしているところ

プルケ専門居酒屋=プルケリアの風景。トマト入りプルケをサーブしているところ


プルケとはマゲイ(竜舌蘭)の茎にしたたる蜜のような水、いわばマゲイの体液を発酵させた、どぶろくのような酒。

テキーラメスカルもマゲイからできる蒸留酒ですが、プルケの原料となるマゲイとは、異なります。プルケの原料は、サルミアナと、アントロビレンスという種類のマゲイになります。

乳白色で特有の粘りがあり、味は韓国のマッコリに近いです。少々くせがあるのでグアバやパイナップル、トマトなど旬の果物や野菜のジュースと混ぜて飲まれています。

プルケの歴史はテキーラよりも古く、先住民時代には儀式のための特別な酒として扱われていました。プルケは発酵が進むのが早く、日持ちがしないため、メキシコ国外で飲むのは難しいお酒です。飲むのには原産地で買うか、プルケリアと呼ばれる専用の酒場に行くしかありません。プルケはメキシコ州、イダルゴ州などのメキシコシティ近郊中央高原部が産地。メキシコシティのセントロ・イストリコ(ダウンタウン)や南にあるソチミルコにはプルケリアがいくつか残っているので、機会があれば、ぜひ試してみてください。


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