中国/中国のホテル

中国ホテルの種類

ここでは、中国のホテルにどんな種類があるのかをご紹介していきます。中国語での表記もあわせてチェック。

鈴木 晶子

執筆者:鈴木 晶子

中国ガイド

ドミトリーから超高級ホテルまで様々なランクが存在

万里の長城麓にあるデザインホテルundefined(C)Commune by the Great Wall

万里の長城麓にあるデザインホテル (C)Commune by the Great Wall

中国ならではの中華式ホテルも人気

中国ならではの中華式ホテルも人気

中国にはドミトリー(多人間、多人房)や“旅社(旅舎)”、“招待所”と言われる安宿から、ワールドランクの超高級ホテルまで様々な宿泊施設があります。その中でも、日本でいう“ホテル”に該当するのは、“飯店”、“酒店”、“賓館”など。ちなみに“大”をプラスして、“大飯店”や“大酒店”という名のホテルもありますが、“大”がつくからランクが上という方式は成り立っていません。

さて、以上の宿泊施設はたくさんあるのですが、いざ選ぶとなると、前記した通り渉外規制の関係でやや選択肢は狭まります。それでも渉外ホテルとして認定されているホテルには、五つ星から星なしまで6つのランクに分かれていて、目的に合わせた選択ができます。

一般的に日本人が快適に泊まれるのは三つ星以上と言われています。ただし、星の数だけで判断すると失敗することも……。外資系の有名ホテルは安定したサービスを提供していますが、国営ホテルは見かけは豪華でも水周りが悪かったりとアタリ、ハズレの差が大きいので、実際に宿泊した人の情報を参考にするなどの対策が必要です。

 

近年、外国人が泊まれるドミトリー、ユースホステルが登場

日本人経営の「ディスカバリーユースホテル」undefined(C)北京有家国際青年旅舎

日本人経営の「ディスカバリーユースホテル」 (C)北京有家国際青年旅舎

旅の情報交換がなされる図書ルーム

旅の情報交換がなされる図書ルーム

以前、中国には外国人が普通に泊まれるドミトリー(多人間、多人房)などの安宿はあまり多くなかったのですが、近年、北京や上海などの大都市や有名な観光地を中心にだいぶ増えてきています。中には外国人が経営しているユースホステル(旅社、旅舎、招待所)もあり、そういったところは安心して宿泊できますが、完全に中国式の安宿の場合、安全面での注意が必要と言えるでしょう。

 
 

5000円以内で一泊! 中国のビジネスホテル「経済型酒店」

漢庭快捷酒店。最近はデイユーズ(時間貸し)のサービスもスタート

漢庭快捷酒店。最近はデイユーズ(時間貸し)のサービスもスタート

近年、中国各地で登場しているのが“経済型酒店”と呼ばれるエコノミーホテルです。大抵のエコノミーホテルはチェーン展開していて、北京や上海といった大都市でも5000円以下で一泊できるリーズナブルさが人気。エコノミーホテルの特徴は部屋がシンプルで機能的だということ。一般的にバスタブなしのシャワーで、ゆっくりお湯に浸かりたい人にはおすすめできませんが、エアコンやインターネット環境が整っていて、立地条件が良いと、日本のビジネスホテルによく似ています。

エコノミーホテルには様々なブランドがありますが、全国展開している「如家快捷酒店」、「速8酒店」、「7天連鎖」、「錦江之星」、「漢庭快捷酒店」などが有名で、その多くがインターネットを通じての予約サービスを行なっています。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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