時短生活/楽になる家事アイテム

無印良品のお弁当箱の秘密は、モジュールにあった(2ページ目)

弁当男子の急増や、キャラ弁ブームでお弁当がちょっとしたブーム。でも、毎日必ず作らなくてはならない、という人にとっては試練でもあるはずです。だからお弁当づくりはなるべく時短!ガイドが注目したのは、無印良品のお弁当グッズです。このお弁当グッズのポイントは、モジュール、つまりサイズがすべて統一されていること。これで一気にラクになりますよ!

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

色とモジュールの徹底した思想

3色揃ったシリコンカップのセット。税込400円。ほかに、白一色のセットもある。

3色揃ったシリコンカップのセット。税込400円。ほかに、ベージュ一色のセットもある。

言われて納得。この3色は、無印のほかの商品ではまったく見ない色ですね。デザイナーの高橋さんによると

「無印良品では機能ではない着色は行わない、というポリシーがあるんですよ。ただバリエーションを増やすためだけに、機能につながらない色を使わない。また、サイズのモジュールも基本ピッチを決めて、その中で商品づくりを行うようにしている。このあたりは徹底していますね」

高橋さんは、掃除用品やインテリアグッズのデザインにも関わっており、ここでも色とモジュールの基本姿勢が貫かれているのだとか。ここは追々また伺っていきたいポイント。それでいくと、今回のシリコンカップの色には、きちんと機能としての役割があったということなんですね。

どんな組み合わせにしても、無印のお弁当箱にぴたっと収まる。このモジュールの統一が時短の大きなカギ。

どんな組み合わせにしても、無印のお弁当箱にぴたっと収まる。このモジュールの統一が時短の大きなカギ

「そうです。彩りを添えるという機能を付加するために、無印では珍しく色を使いました。もちろん、お弁当箱のモジュールにあわせてありますから、どんな組み合わせでも無印のお弁当箱にぴたりと収まります。もうひとつの特徴は、ほかで市販されているシリコンカップより薄目に作っているということ。形が自由に変わるので、無印以外のお弁当箱のサイズにもうまく適応するように、との配慮ですね」。

知れば知るほど奥深い無印のお弁当シリーズ。文字通り「なるほど!」と思ったガイドももせとしては、お弁当の時短アイデアがむくむくと湧いてきました。色とモジュールが統一されているからこその時短アイデア。次のページでくわしくお伝えしていきますよ。
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