トヨタ工業学園高等部(愛知県豊田市)
学園に入学すると同時に通信制の科学技術学園高等学校にも入学します。学校教育法に定める「技能連携制度」により、学園で学習する科目のうち工業科目はそのまま科学技術学園高等学校の単位として認定されます。そのため、3年間で高等学校の卒業資格が取得できます。学習意欲の旺盛な生徒には、豊田工業大学への進学の道も開かれています。毎月の生徒手当(月12万~14万円)の他、年2回の特別手当を支給。全寮制。
日立工業専修学校高等課程(茨城県日立市)
専攻課程は電気科・機械科・溶接科。科学技術学園高等学校との連携教育により高等学校の卒業資格が得られます。卒業後は、全員が日立グループで活躍しています。全寮制。
日立工業専修学校の学費は免除。科学技術学園高等学校授業料は高等学校等就学支援金制度により個人負担はありません。全員に奨学金が支給され、そこから寮費(部屋代、光熱費、水道代、食事代)を支払います。奨学金は卒業後、グループ内勤務により返還免除。
日立工業専修学校高等課程自衛隊高等工科学校(少年工科学校)
高等学校の普通科と同等の教育を受け、併せて技術的な識能を有する陸曹として必要な各種技術の専門教育、防衛基礎学や各種訓練を受けます。提携する通信制高等学校に入学し、生徒課程修了時に高等学校の卒業資格を取得することもできます。身分:特別職国家公務員、手当:生徒手当月94,900円
衣食住:全員が駐屯地で生活し、宿舎は無料。食事・被服類・寝具については、支給または貸与。
自衛隊高等工科学校
日野工業高等学校(東京都日野市)
科学技術学園高等学校(世田谷区)との連携により、高等学校の卒業資格を取得。ガス溶接/技能検定3級普通旋盤作業/3級工場板金(曲げ板金作業)/自動車整備士(3級実技免除)/第2種電気工事士。技能照査により、技能士補の称号を授与。卒業後はそれぞれ生徒の適性にあった日野自動車の各部門に正式配属されます。全員に手当が支給されます。3年間にわたる学園生活で生徒自身が自立して学習・部活動などができるよう、手当(8万9000円~9万5000円、手当てから社会保険料・科技高授業料・積立金等が控除されます)を毎月支給するほか、7月、12月には特別手当を支給。手当は卒業後も返す必要はありません。
日野工業高等学校