スイスにあるホテルの種類
スイスには、ホテルのある場所や滞在の目的や好みに応じて、さまざまな種類のホテルがあります。■チューリッヒなど町のホテル
主にビジネスマンと観光客が利用。1~2泊の短期滞在客が中心。
■アルプスなど山の観光地のホテル
「シャレースタイル」と呼ばれる木造りの山荘風のホテルが中心。毎年同じホテルで休暇を過ごす地元スイスやヨーロッパの滞在客も多い。3泊~1週間など、比較的長期滞在客も多い傾向。
■山岳ホテル
アルプスの展望台や登山電車の駅付近にあるホテル。日本人観光客にも人気上昇中。
■デザインホテル
有名アーティストが手がけたスタイリッシュなホテル。チューリヒやルツェルンなど、現在スイスに数ヶ所あり。
■ウェルネスホテル
本格的なウェルネス設備を整えたホテル。充実したスパやビューティーセンターが、高級ホテルの中に続々とオープン。
スイスホテルのレベルは星の数でどれだけ違う?
ローザンヌの最高級クラスのホテル「ボーリバージュ・パレス」 (C)Beau-Rivage Place Lausanne
ホテルの等級を決めているのは、ベルンに本部を置くスイスホテル協会。加盟ホテルは現在約2400軒にのぼります。近年は3~5つ星のホテルで、特に優れているものには王冠のマークが付き、さらに細分化が図られています。
- 1つ星:必要最小限の設備とサービス。ほとんどが共同シャワー。
- 2つ星:エコノミークラス。設備は簡素だが、快適に泊まれるホテルも多い。
- 3つ星:中級クラス。ホテルの軒数がこのクラスが一番多く、同じ3星でもホテルによってかなり差がある。
- 4つ星:高級クラス。ハネムーナーにぴったり。
- 5つ星:最高級クラス。設備、サービスとも申し分ない。
プール付きのホテルに泊まる場合は、冬でも水着を持って行こう
スイスでは1つ星や2つ星のホテルでも、どこも清潔。ホテルのランクが低くくても、治安が急に悪くなるといったこともありません。
団体ツアーの場合、通常パンフレットなどに「Aクラス」や「Bグレード」などの表記で区等級が分かれています。これは各社独自の基準に基づくもので、スイスホテル協会の等級とは直接の関係はありません。