旬の野菜は野菜が最も元気なとき

季節の野菜を旬の時期に食べる。これほど贅沢で素敵なことはありません。旬野菜は野菜が最も元気なとき。味が濃く、栄養価も高く、安く手に入ります。そして、旬野菜には私たちの体調を整えてくれるチカラがあることをご存知ですか? 日本のハッキリとした四季の中で暮らしていると、体調を崩すこともあるでしょう。そんな中、野菜のチカラが私たちの元気を支えてくれます。

そして野菜の旬は1~2週間という、ごくごく短い期間であることを知ってください。野菜の旬って、そんなに短かったかしらと思う方もいると思いますが、天気予報でもおなじみの桜前線を思い浮かべてください。桜前線は春になると南から北上していきますね。これと同じように、野菜も旬の産地が南から順に北上していくのです。このように、いくつもの産地がつながっていくことで、季節を通して旬の味覚を楽しめるのです。


春野菜で体をシャキッと目覚めさせる

春野菜
ふきのとう、こごみ、たらの芽などの山菜で体をシャキッと目覚めさせましょう
春野菜は、冬の間息を潜めてじっとしていた野菜たちが、芽吹く季節。山菜に代表される新芽や新葉など、鮮やかな緑色とほろ苦さが特徴的です。注目すべきなのは、新芽等に含まれる苦み成分のアルカロイド。アルカロイドには解毒作用があるので、寒い冬を通して鈍くなりやすい代謝を活発化させ、体を目覚めさせる効果が期待できます。

アスパラガス | うど | キャベツ | グリーンピース | こごみ | さやえんどう | 新じゃがいも | そら豆 | 新たまねぎ | たけのこ | たらの芽 | つくし | 菜の花 | 春キャベツ | ふき | ふきのとう | レタス


夏野菜で暑さに負けない体をつくる

夏野菜
暑さに負けない体作りに欠かせない夏野菜
夏野菜は、きゅうりやトマトなど、ぶらさがり野菜と呼ばれる果菜がメイン。水分やスタミナ源をたっぷりと含んでおり、夏の健康生活をがっちりサポートしてくれます。例えば、刺激的な味わいのゴーヤ、みょうが、にんにくなどは、体力を消耗しがちな中、食欲をかきたててくれます。

また夏は汗による水分不足と塩分のとりすぎによるむくみが大敵。そんな時は、きゅうり、トマト、なすなどが持つ水分とカリウムで夏のトラブルを撃退できます。その他、モロヘイヤ、つるむらさき、ズッキーニなども夏に旬を迎えます。

枝豆 | かぼちゃ | きゅうり | ゴーヤ | トマト | なす | にんにく | ピーマン


秋野菜で体の疲れを癒やす

秋野菜
いもやきのこなど、食欲の秋にふさわしい秋の味覚が勢ぞろい
秋になると元気で健康な土が育んだ根菜・いも類・きのこが旬を迎えます。秋は季節の変わり目。夏の暑さによる疲れと間近に控えた冬のせいで体調を崩しがちです。そんな中、秋野菜は豊富なビタミン・ミネラル・食物繊維で疲れを癒し、寒い冬に備えた体作りに役立ちます。その他、まいたけ、まつたけ、長いも、ごぼうなども秋に旬を迎えます。

かぶ | さつまいも | 里芋 | しいたけ | じゃがいも | 大根 | たまねぎ | にんじん | れんこん


冬野菜で体を芯から温める

冬野菜
厳しい寒さだからこそ、おいしく育つ冬の野菜たち
寒さの厳しい冬は根菜と葉野菜が旬を迎えます。特に、土に霜柱が立ち始めるくらいの寒さになってくると、白菜、ほうれん草、小松菜、ねぎといった葉野菜たちは、凍えてしまわぬようにと糖分を増やします。そのおかげで、冬の葉野菜は、一年の中で最も甘くて栄養価が高くなります。また根菜は体を温めてくれるので、肩こり・冷え性・風邪の予防にもおすすめ。冬野菜をたっぷり使った鍋物がおいしく感じるのも冬ならではですね。その他、カリフラワー、春菊、にらなども冬に旬を迎えます。

小松菜 | ねぎ | 白菜 | ブロッコリー | ほうれん草 | 水菜 |


季節を問わない野菜

季節を問わず、いつでもおいしい野菜がもやしです。私たちに最もなじみ深いのは豆もやしですが、ブロッコリーの新芽、マスタードの新芽、そばの新芽等も、もやしの一種。栄養価が高く、お安く手に入るので、毎日の食卓のお供にうれしい野菜です。

もやし
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。