予断は許さないものの、回復の兆しが見えてきた世界の株価。このような回復局面では、銘柄を選別して投資するアクティブファンドにも注目したいところ。そこで、アクティブファンドの代表的運用スタイルのふたつ、「バリュー型」と「グロース型」を説明します。

「バリュー型」は「お買い得」がキーワード

割安な銘柄を見極めるのはファンドマネージャーの眼力次第、力量次第
「バリュー型」投資信託は、ズバリ、株価が「割安」な銘柄に注目。利益や資産から判断すると、もっと株価が高くてもよいはずなのに、株価が安く放置されている銘柄を探して投資しています。

企業の本来の価値に比べて、株価が割安なバリュー株は、いずれ適正に判断される時がくれば、株価が値上がりすることが見込まれます。その株価上昇のタイミングを巧く捉えて売買することで、TOPIXなどのベンチマークを上回る運用を目指します。かの米天才投資家、ウォーレンバフェット氏も割安株への投資を信条としていました。

割安かどうかを判断する基準は、ファンドによって異なりますが、株価と利益の関係をみるPER(株価収益率)、株価と会社の資産の関係をみるPBR(株価純資産倍率)、株価と配当金の関係をみる配当利回りなどの投資指標を用いて、同業種や市場平均と比較して判断しています。

「グロース型」で未来の「ニンテンドー」を応援!

未来の「任天堂」「ユニクロ」はどこ?
「グロース型」は、その名の通り企業の「成長性」に注目。製品の競争力、業界の成長性や経営計画などを評価して、将来、株価の上昇が期待できる銘柄に投資します。

企業の成長性の判断するには、売上高の伸びやROE(株主資本利益率)などの指標による分析と将来予想のほか、前述の製品の競争力や経営計画を検討します。

バリュー型、グロース型、この二つのタイプのファンドの調べ方と注意点は次のページで。