結論からいえば、残念ながら、上記の質問はどちらも特別な場合を除き「控除の対象にはなりません」としかお答えしようがないのですが、いざ「保険料控除申告書」を前にすると、ちょっとドキドキしませんか?
そんなあなたのために控除の対象になる保険料・ならない保険料という根本的なところを押さえておきましょう。
生命保険料控除の対象になるもの
生命保険料控除の対象となる保険料とは、以下に大別されます。- 生命保険契約に基づいて支払った保険料や掛金
- 個人年金保険契約に基づいて支払った保険料や掛金
細かくいうと、一般の生命保険料にあっては年に支払った金額が9000円を超えるものについて、また、個人年金保険料にあっては金額の多少に関わらずすべてのものについて、その保険料を支払ったことの証明書類を保険料控除申告書に添付することが必要なのです(税務上、このようなことを「添付要件」と言ったりします)。