税金の使われ方と納税意識は無関係ではないはず

確定申告期間中や決算の時期ともなると、クライアントとの雑談のなかでもっとも多いのが「税金って支払うのタイヘンだよね。どうしても払わなきゃいけないの」というものです。

この考え方の裏側には、「税金を支払った分だけのメリットは受けていないのではないか」という感想があるのでしょう。

生活のさまざまな局面で納めている税金


確かに、年間の所得税と住民税だけでもかなりの額にのぼりますし、スーパーへ買い物に行けば消費税が、ガソリンスタンドに給油に行けばガソリン税が、持ち家の人には不動産取得税や固定資産税が、さらにお亡くなりになったあとも相続税が関係してきます。

まさに、わたしたちの生活のどのような場面でも「税金」は関係してくるので、その使途に興味を持つのは当然といえます。

税金の恩恵が見えにくい現在の税制


「税金を支払った分だけのメリットは受けていないのではないか」と考えてしまう根拠として、税金の恩恵が見えにくいことがあげられます。
また、税金とは本来その恩恵を享受できるグループと享受できないグループがあってはならないと考えます。
享受できるグループが存在すれば、それは「不公平」につながるし、さらにそれが継続すれば「既得権益」に発展します。
享受できないグループがあれば、それは「格差」につながるし、さらにそれが継続すれば「格差の拡大」につながります。

したがって、各種報道をみても、享受できるグループの代表として「目立つもの」があれば、衆議院議員の赤坂の議員宿舎とか、各種地方自治体のムダづかいとかがタタかれるのでしょう。
(さらに厚生年金や雇用保険に手を拡げれば、グリーンピアわたしの仕事館といったものもあります)

しかし、一方で税金の恩恵が見えにくかったり、少しも世のため、人のためになっていることが感じられなくては納税意識も高まったりすることは期待できないでしょう。
以下は税金の使途について国際比較した資料で紹介してみましょう。