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監視銘柄はどのくらい持てばいいの?(2ページ目)

株式投資を行う上で、皆さんは投資したい企業をどう管理していますか?投資したいと思う銘柄一覧の事を、専門用語でユニバースといいますが、今回はユニバースを充実させていくにはどうするかについて、お話します。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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では、どのくらい監視すればいいのか?

頭痛
多くの方が、”たくさん銘柄を見ておいたほうがいい”と思っているかもしれません。
たしかに多くの銘柄をみたほうがなんとなく下がってきた銘柄とか確認しやすいと思います。
しかし、初心者の方が最初にあまりにも多くの銘柄を監視するようになると結局、どれが良いのか分からなくなってしまう事が多いんです。

では、どのくらい監視銘柄を作ればいいのか?

私の考えからで言うと、究極の答えは”1社で十分”だと考えています。

もちろん、絶対1社じゃなきゃいけないという事ではありません。
まず最初にきちんとこれから株価が上昇するであろうを1社を探し出す過程を学んでほしいのです。

出世銘柄を探しだそう

名声を築いたアナリストやファンドマネージャーには、必ず”出世銘柄”というのがあります。誰よりもその会社の良さを理解し、これは誰よりも安いときに投資していた銘柄です。

多くの場合、それは皆さん各自”1社”です。

1社見つけて成功すれば、まず、自分の中に成功するパターンが出来上がり

なぜその企業の良さに気付いたのか
なぜその企業が割安だと考えたのか

が分かるようにようになります。

後は、なぜ「多少の値上がりで売らなかったのか」この答えさえ明確にしておけば、この成功パターンを繰り返せばいいだけなのです。

最後に

自分の型を作る事によって、その型にはまった企業を見つけ出し、後は同じように投資する事で”ホームラン”はなかなか出ませんが”ヒット”はコンスタントに出ます。
そういった行為を繰り返す事で、徐々に自分のユニバースを充実させていくのです。

一度皆さんの投資銘柄を見て「利益が出ているもの」「利益がでていないもの」を見比べてください。

”なぜ利益が出ているのか”
”なぜ損失が出ているのか”

この問いに明確に答えられるようになれば
飛躍的にパフォーマンスが上がると思います。

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