それぞれの配置を考えて見ましょう
- ■ソファー・ベッド
ソファーはリビングの主役 |
窓から充分な距離を取って配置します。日焼けや結露等で家具を傷めることを防ぐだけでなく カビの発生を抑えたり、ひんやりとした外気を伝えにくくします。また、水周りやパイプスペース(PS)に頭を向けるのは避けましょう。流水音が気になって起きてしまったという事態に陥らないためにも。
■タンス・小物入れ
タンスの配置は、開閉する人のスペースと、タンスを開いた際のスペースを考慮してレイアウトを考えます。一般的には65~90cmのスキマが必要と言われています。扉を開けたときに他の家具やドアとぶつからないか、人の入るスペースがあるか、確認してから配置をしましょう。
また、タンスや小物入れ(小物引き出し)の種類、それぞれの中に収納する物を考慮し、使用頻度に応じて配置を考えるのがコツです。毎日使うハンカチ、靴下などは取り出しやすい場所に、たまにしか着ない衣類は取り出しにくい場所でもOKということです。
■テレビ・冷蔵庫
まずは電源をチェックします。配線が見えないような配置が最適です。また、テレビは、ダイニングの椅子やソファーなどに座って見る場合、目の高さよりやや下の位置が目に良いとされています。テレビの位置が動かせない場合は、ソファーの位置を変えることになるでしょう。
■グリーンの配置
種類にもよりますが、室内グリーンは直射日光が当たらず、ガラスごしやレースカーテンごしの柔らかい陽光が当たるというのが基本です。
窓からあまり近い場所ですと、冬の夜間に気温が下がりすぎてしまい、夏は強い陽が当たってしまい種類によっては越冬・越夏できない場合がありますので注意が必要です。
かといって暗く通風の悪い場所にグリーンを置くと、虫が出る場合もあります。通風にも考慮したいところです。また、小さい鉢植えは、陽光の当たる室内の家具やテーブル、カウンターなどにアクセント的に置くと効果的です。