株価が上がりやすい月、下がりやすい月(2ページ目)

金曜日は株価が下がりやすい？

休みの日には、株のことは考えずに楽しみたい。そう思うこともあるのかもしれません。

前ページと同じように考えると、休日をはさむ金曜日に手仕舞いの売りがでて、その反動で月曜日には株価が上がると仮定ができます。金曜日に手仕舞いをする理由は、休日にはそれなりにお金を使う場面があり、当然株券では商品を買ったりサービスを受けたりすることができないので、現金が必要になるからです。ただ、クレジットカードを利用することも考えられるので、こればかりが理由になるわけではないようです。

そのほかには、休日の間に何かおおきな事件が起きるとも限らないということもあります。休日に何か事が起きた場合、マーケットが開いていないので手の打ちようがないのです。そういったリスクも考慮して、休日前に株を売ってしまうこともあります。

しかしながら、この売りは投資家の心理がさせることであって、会社の業績や事件のためのものではありません。したがってこんなときには、逆に買いのチャンスになることも充分考えられます。しかしながら、金曜日に必ず株価が下がり、月曜日に上がるとは限らないので、そのときの状況を読むことが大切です。

連休中はやっぱり休みたい

以前「連休中の取引はどうする？」というアンケートを行いましたので、その結果をここで発表します。ご協力、ありがとうございました！休日関連の記事ということもあり、今後の参考にしていただきたいと思います。下の表がアンケートの結果です。

2006年4月25日～5月15日まで行ったアンケートです。

このアンケートを実施したのはGWの時期で、今年は連休の間に取引日があるという形になっていました。長期の休みなので出かけることも考えられ、おそらく株取引をする投資家の数は少ないだろと予想していましたが、やはり割合を見てみると予想は当たりました。

せっかくの大型連休なので、株はちょっとおいといて、これまで株で増やしたお金で思いっきり楽しみたい！それが本音かもしれません。株取引は休日が終わればまたスタートすることができるので、休むときには休み、楽しむときには心の底から楽しむ、そんなスタイルもいいですね。

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