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私の波乱万丈!株回想録。9【スイング編】(2ページ目)

今回の内容は、投資法がデイトレードからスイングトレードへと変化したという話です。スイングトレードをするときの注意点もまとめていますので、参考にしてください!

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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長期的な反発か?それとも小反発か?

株価が下がったところで買う逆張り投資法を使うときには、売りのタイミングが重要です。「売りなの?」と思うかもしれませんが買いよりも、むしろ売りの方に注意すべきだと、私は考えています。

というのも、株価が上昇に向かう反発には、トレンド自体が変わる長期的な反発と、下がりすぎたためにちょっと買いが入っただけの一時的な小反発があるからです。もし長期的な反発であれば、ある程度の期間株を保有していた方が儲けは大きくなりますよね。でも、もしその反発が一時的な小反発だった場合、中長期で持っていたら損をすることになります。
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長期的な反発の場合には、しばらく保有していたほうが利益額も大きくなる。



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一時的な反発の場合には、すぐに株価が下がってしまうので、早めに利益確定をするほうが賢明。


この2つの反発のうち、どちらになるのかを判断することができればそれに越したことはないのですが、それはなかなか難しいこと。相場全体の雰囲気も関係しますし、投資家心理も大きく関係してきます。やっぱり、下降トレンドにある銘柄は、少しでも下がると危険を感じますからね。そうすると利益があるうちに売ってしまうので、結局株価が下がる結果になります。それがズルズルと続けば、小反発で終わることに。

スイングにする理由がそこにある

だから、逆張りを使うときには、私の場合はスイングなのです。つまり保有期間が短い。たとえ反発が小反発であっても利益が取れるように最初から利益額も小さく設定して、期間も2~3日程度に決めているのです。ちなみに、利益額は1万円~2万円です。投資額も100万円以内が多いので、株価が少し上がれば売ってしまうことになります。

たとえば株価が3,900円であれば200株を買い、80円上がればOK。これで16,000円の利益が出ますからね。これを複数の銘柄で行えば利益も増えるので、1銘柄でドカンを狙うよりも複数銘柄でチョコチョコ儲けるというスタンスを取ったほうが無難だと考えています。

保有期間の場合は、長くても5日程度です。これも小反発だった場合の下落を避けるため。もし5日程度持っていても利益が出ない場合でもその時点で手仕舞いをします。もしかしたら、次の日から大きな反発をするかもしないのですが、自分で決めたルールなので、それに従うことにしています。前回の記事「株の心得!「100%はありえない」でも、田丸さんがルールを守ることの大切さを教えてくださいましたしね。

ルールに関しては、それぞれのライフスタイルなども考慮しなければならないので一概にこれがいとは言えません。何か土台があった場合には、それを基にアレンジしてみてください。そうすれば、一番しっくりくるオリジナルのルールの出来上がりです。それをいつも頭に入れてトレードをする。これが勝つためのポイントの1つなのではないでしょうか。


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