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マネー運用必須知識・株式&債券

債券や株式・・・この違いはどこ?知っているようで、そう聞かれると・・・?という人もマネー初心者には多いかも。そこで、債券と株式の違いに迫ります。

執筆者:上野 博美

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預金と債券の違い


預金と債券の違いは、以前の記事でもご紹介しました。
銀行預金債券

お金を貸してあげる!


A社が事業を拡大するのにお金が必要なので「どうか、みなさん!3年間だけお金を貸してください」と多くの人に呼びかけをしている(募集している)と聞きました。A社は、私の気に入った製品を多く出している大好きな会社なので、思い切って100万円を貸してあげることにしました。

見返りにもらうもの


お金を貸すときに忘れてならないことは、必ず借用証書をもらっておくことです。借用証書には、お金を貸すに当たっての、私(貸し手)とA社(借り手)の約束事項が書かれています。お金を貸してあげるわけですから、当然、“お金貸して上げ賃”(利子)、その利子を受け取る日(利払い日)、貸したお金を返してもらう日(償還日)、返してもらう金額(額面)などが書かれています。この借用証書を(金融商品では)債券と呼んでいます。

(実際には、債券は電子化されていて、以前のように債券の本券を手元に持つことはできません。)

利子は約束されている!


債券は、お金を貸した時点で、額面や利子が保証されていますので、安全な金融商品として分類されているわけです(*償還まで持てば額面保証ですが、途中は価格変動リスクや倒産リスクがあります。詳しくは後日)。

借りたA社側から考えると、借りたお金は約束どおり期限にはきちんとお金を返す必要があります。また、約束した利息もきちんと支払う義務があります(会社がその約束を破り、期限にお金を返さなかったり、利子を支払わないことをデフォルト・債務不履行といいます)。

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