マネープラン/ゼロからはじめるマネープランの考え方

マネー運用必須知識・株式&債券(2ページ目)

債券や株式・・・この違いはどこ?知っているようで、そう聞かれると・・・?という人もマネー初心者には多いかも。そこで、債券と株式の違いに迫ります。

執筆者:上野 博美

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株式は?


例えば100万円を持っていたとします。私はそのお金で事業を始めたいと思っていました。ところが、私には経営手腕がありません。ならば、経営の長けている人に私のお金を託して、代わりに事業を行なってもらい、利益がでれば私の託したお金に応じた利益分をもらう方が、自分で会社経営をするよりも効率的だと思いました。自分の出資した金額に応じて受け取る利益分を配当金といいます。ただし、その期に出た利益のうちの何割かが配当金として支払われるのが一般的です。

配当性向


純利益のうちどのくらいの金額が配当金に回ったかという指標を配当性向といいます[配当金/純利益×100(%)]

利益は不確実

利益
利益が出るかどうかはやってみなきゃわからない
そこで、利益を上げてくれそうなB社に自分のお金100万円を投資することにしました。会社では「今年1年でこれくらい利益をあげるぞ!」という利益目標などを掲げ、社員はそれに向けて一生懸命働きますが、ほんとうにそれが達成できるかどうかは、その年が終わってみないことには分かりません。つまり、利益がどれくらいあがるかなどやってみないとわからないのです。そのため、株式の配当金は債券の利子とは違って、あらかじめ、いくら支払うという確約をすることができないのです。事業を行なっているわけですから、当然ですね。

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