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誰もが村上ファンドと互角の収益ゲット!?(4ページ目)

阪急が阪神株のTOBを始めました。この報道の中で「村上ファンドは500億円も儲けた」などと騒がれていますが、実は投資初心者でも同じぐらいの成果をあげることが可能だったのです…!???。

執筆者:上野 博美

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運用セオリーはアセットアロケーション(資産配分)


小さな金額での投資では、投機的な売買でうまく当たれば大きく増やすことも可能ですが、資金額が増えるにつれ毎年安定的に収益を上げ続けることが難しくなり、戦略的な運用が求められます。

特に、一定金額以上の資金を運用する必要のある場合には、異なる値動きのアセットを組合せて持つことで、リスクを逓減しながら各アセットから生まれる平均収益率を得ようとする「アセットアロケーション」が、運用の王道となります。

*アセット=「日本株式」、「日本債券」というように、同じような値動きをするグループをいう

まとまったお金などない!という方も、定年が間近の方は退職金がもうすぐ入ってきます。運用は、学んだからといってすぐにできるものではありません。今からしっかりと将来のために備えて下さい。

*当記事は、村上ファンドに関する記載が目的ではなく、村上ファンドを例に市場の平均収益を上回る難しさ、資産規模が大きくなった場合の運用の難しさをご理解いただくことを目的としています。

/上野博美

関連


  1. アセットアロケーション・基礎
  2. 20世紀の大発明はアセットアロケーション!・オールアバウト「資産運用のノウハウ」
  3. 各資産(各アセット)の収益の得やすい時期

1、2は、負けないためのアセットアロケーションの考え方
=お互いに値動きの異なる資産を組合せて持ち、さらに一定期間ごとにリバランス(当初決めた配分比率よりも増えているアセットを売却して元の比率に戻し、減っているアセットを買付けて元の比率に戻す)をすると効果的。

3は、勝ちを目指すためのアセットアロケーションの考え方
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