そのお値段は?
皆さんが望むセカンドライフはどのコース!?
イメージしやすいように独断と偏見で3つのセカンドライフコースを作ってみました。それぞれの金額は60歳から90歳までの30年間にかかる費用を概算で算出したものです。収入等は考慮していません。
ゆとりあるセカンドライフ資金37.3万円/月額(平成13年 生命保険文化センター調べ)×12ヶ月×30年間=134,280,000円
海外旅行・観劇などのレジャーや趣味を楽しみながら悠々自適な生活を過ごす。同時に貯蓄も可能。
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セカンドライフ必要生活資金25.1万円/月額(平成15年 生命保険文化センター調べ)×12ヶ月×30年間=90,360,000円
国内旅行や家族との食事・基本的な生活費はやりくりできる生活。新たな貯蓄は困難。
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老後の収入予想額18.5万円/月額(平成15年 生命保険文化センター調べ)×12ヶ月×30年間=66,600,000円
セカンドライフ必要生活費水準に満たないため、生活費を削減する必要に迫られ、贅沢はできず貯蓄を取り崩しながら生活。
松コースでは大台の1億円を超えてしまいました。皆さんはセカンドライフ資金の準備はできているでしょうか?
とてもじゃないけどそんなに準備できない!とあきらめることはありません。
年金もあるでしょうし、退職金や個人年金、また定年後も働くという方もいるでしょう。
それでも不足する額があれば、今から必要額を少しずつでも蓄えて準備しておきましょう。
セカンドライフ生活まで、20年間の時間があるという方であれば、将来の不足資金が3,000万円あるとしても、単純計算で1年当たり150万円、1ヶ月当たり12.5万円ずつ蓄えていけば補えることになります。
しかし現在40歳の方は、生活をしながら住宅ローンを返済し、子供の教育費も支出していて毎月12.5万円も貯蓄できない!というのが現実でしょう。
そこで是非とも味方につけたいのが【複利】です。
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複利運用は、元金と利息に利息がつきます。
3,000万円を準備するために、20年間で5%の複利運用ができたとしたら、月々の積み立て必要額は約7.2万円で作れる計算になります。
定額貯金で最高でも金利0.06%の時代に5%で運用なんて・・・とお考えかもしれませんが、長期の資産運用であれば決して無理な数字ではありません。やり方によっては十分にリスクを低減しながら狙えるでしょう。
研究してみて下さい。
お金を増やす強い味方【複利】については次の記事をご参照ください。
複利を味方につけてラクに増やす [All About ファミリーのためのマネープラン]
いずれにしても、少子高齢社会も到来しますます自助努力が必要になってきます。
セカンドライフは自給自足の生活かぁ・・・などと、あきらめずに前向きに取り組んでいかなければならない状況です。
平均寿命はまだまだ伸びています。厚生省が2004年7月に発表した2003年の日本人の平均寿命は女性で85.33歳、男性で78.36歳といずれも過去最高を更新しています。
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20歳で会社に入社して60歳で定年を迎えるまでの40年間、8時間(245日/年間)働いたとして78,400時間ですから、その2倍以上の時間を過ごすことになります。
今からしっかり準備して、安心して楽しく充実したセカンドライフを過ごしましょう!
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