学費・教育費/学費・教育費の平均データ

高校・大学にかかる費用は約1千万円!(2ページ目)

必要な時期が決まっている教育費。実態を把握して、しっかり事前の準備に取り組みましょう。

平田 浩章

執筆者:平田 浩章

ファミリーのためのお金入門ガイド

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学資保険が生む油断

学資保険
皆さんの教育費の準備は大丈夫?
多くの方が「教育費の準備は学資保険をかけているから・・・」と考えていますが、学資保険の保険証券を見ると、受け取れる満期金は200~300万円という契約がとても多いです。現実の学費には大きく足りませんね。

子どもが生まれた時に契約することが多い学資保険。いつの間にかいくらの満期金がもらえるのかを忘れてしまい、漠然と教育費の準備はしているから大丈夫という錯覚におちいりがちになります。

実際には学資保険だけでは教育費の準備に不足することがほとんどですから、実際に子どもが高校・大学に進学する時になって、「全然足りない!どうしよう・・・」と慌てたり、悩んでしまうこととなります。

■教育費が足りなければどうする?

多くの場合、実際に教育費が不足すると、それまでに蓄えた貯蓄を取り崩します。

または、教育ローンを借りるために銀行に足を運ぶケースもあります。共働きの家庭では収入もある程度ありますが、その収入をはたいて教育費に充当します。

そのようにして、なんとかその場をやりくりすることはできても、夫婦二人のセカンドライフの準備が十分にできなくなることもしばしば。

もちろんこの間も日々の生活でお金がでていきますし、住宅ローンも返済しなければならないので、家計は人生上で最も厳しい状況となります。

必要な時期が決まっている教育費です。間際で慌てないで良いように、早いうちから教育資金づくり計画を立てて取り組んだり、奨学金制度の活用も視野に入れていきたいですね。

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