MBA取得にかかる費用はどれくらい?
海外でMBAを取得しようと考えたら日本の何倍もの金額が…… |
■学費:最低でも初年度で70万円は必要
一般的な費用は、入学金を含めると初年度が70~200万円と言われています。入学するための予備校などに通う場合は、さらに50万円以上かかると言われます。社会人とはいえ、やはり高い金額ですね。でも、自分への投資と思って、キャリアップ後の将来をイメージすることも必要だと思います。学費については貯蓄から賄えるのが理想ですが、奨学金制度や教育ローンを利用する方法もあります。
●奨学金
・学費・奨学金【社会人の大学・大学院】
・知らないと絶対後悔するシリーズ連載第4回 奨学金・入学金割引・授業料免除
●教育ローン
・自己投資のためにも知っておきたい!最新「教育ローン」事情
・勉強したいけどお金がない!という方へ 学びたい人のための教育ローン
その他にもこんな費用をチェック
■残業代:目先のお金より将来を考えた家計管理にシフト平日仕事を早く切り上げて勉強時間に充てるため、残業代は今までよりも少なくなることが考えられます。今まで残業代も含めて家計管理をしていた、という方は家計支出の見直しをすることをお勧めします。
■交際費:減ると思いきや意外と増えるケースも
早く退社するために、職場の飲み会に参加することも少なくなるかもしれません。同僚とゆっくり話す時間が減ってしまうのが寂しい、と感じる方もいるようですが、大学院等で新たな仲間と出会うこともできます。異業種交流と思って楽しむのもひとつの方法ですね。会社の付き合いが減るから交際費も減るかと思いがちですが、大学院等での仲間や教授と飲みに行く機会が増えますので、むしろ増える可能性もあります。
■書籍・研究費:時には学割活用も手!
意外とかかるのが、関連書籍や研究にかかる費用。専門書となると、価格が高いことがあります。逆に学生のメリットとして、マイクロソフトのアカデミーパックなど、学割価格でパソコンソフトを購入することができます。一般の価格よりもかなりお得ですので、パソコンソフトを買う前にはぜひ確認してみてください。
■交通・宿泊費:予算を考える際に組み込むのを忘れずに
自宅から遠い場所にある通信制の大学院に通う場合、スクーリング期間中にホテルや関連施設へ宿泊するケースも考えられます。その場合は交通費・宿泊費といったものも予算に組み込むといいでしょう。通う学校ごとに通学定期券や携帯電話料金など、学割制度が利用できる場合があります。入学した後、ぜひ学校に確認をしてうまく活用してみてください。