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子育て費用、どう準備する~DINKS編(3ページ目)

秋篠宮紀子様が、男の子をご出産されたのを受け、巷では出産ブームの到来を期待する声が上がっています。でも気になるのは子育て費用。「いくらかかるの?」「どう準備するの?」という疑問にお答えします。

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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子どもにかかる教育費はいくら?

子どもの教育費、進学コースでずいぶん変わる次に、子どもの教育費のデータを見てみましょう。下の図は、幼稚園(4歳)から大学(学部)までのケース別の平均教育費用を表したものです。標準的と考えられる幼稚園から中学校まで公立、高校・大学(文系)は、私立の場合は967万円で、子ども1人にかかる教育費は、約1,000万円と言われています。

また、幼稚園から大学(文系)までオール公立の場合は793万円、オール私立の場合は1,265万円の教育費がかかり、その差額は472万円です。どの進学コースを選択するかで、教育費も大きく変わることが分かります。

<子どもの教育費>
勉強のイメージ
子どもの教育費
私立医学部の場合、初年度約1,000万円、6年間で合計2,500万円が必要
※文部科学省「データから見る日本の教育」(2005年)により作成



子育てに必要な費用は、合計でいくら?

子育てに必要な費用は、今まで見てきた、子どもが増えた場合の追加生活費と子どもの教育費を合計することによって求められます。

■子ども1人、標準進学コースの場合
例えば、子ども1人で、幼稚園から中学までは公立、高校・大学(文系)は、私立の標準進学コースを考えると、追加生活費775万円+教育費967万円=1,742万円になります。
■子ども2人、標準進学コースの場合
子ども2人の場合で、2人とも同様の標準進学コースを考えると、追加生活費は、1人目775万円に2人目611万円を加えて1,386万円。教育費967万円が2人分で3,300万円になります。

子ども2人を育て、大学まで行かせるのになんと3,300万円! 気が遠くなる金額です。「やっぱり、子どもにはお金がかかる!」と感じられる方が多いのではないでしょうか? この金額を見て、「私たちを育ててくれた両親は本当に凄い!」と思います。

子育て費用に備える、最強のマネープランとは?

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