子育ての次は孫育て!?
親が老後をどう暮らしたいか、も尊重しよう!
最近は「孫育て」という言葉がよく使われるようになりましたが、どんなに私たち夫婦が助かるからといって、一方的に家事や育児の協力をお願いできるわけではありません。「孫の成長に直接関われることが嬉しい」という親夫婦もいれば、「孫育てに追われるのは、体力的・精神的に負担」という意見も聞かれます。自分達自身の子育てが一段落して、ようやくのんびり過ごせると思ったのに……という親世代の考えも尊重する必要があるでしょう。■教育方針の相違にも注意
また、孫へのお小遣いの与え方など、教育方針などで「子(孫)育てに対する価値観の相違」といった面も考えられます。同居や近くに住むことを検討する場合は、パートナーや親夫婦とよく話し合って、お互いの意見をすり合わせることが大切です。
親の老後の健康と安心は?
福祉サービスはプロに任せても、子どもが出来ることは、そばにいてじっくり話を聴くこと |
実際に介護を必要とした場合も、同居の子ども夫婦に頼むよりは、「在宅で福祉サービスを利用したい」と考え、「子ども夫婦には、話し相手・相談相手になって欲しい」と思う傾向が強くなっています。
■離れて住む両親のために
遠く離れた実家で健康状態に不安のある親が住んでいる、という方もいらっしゃるでしょう。自分達夫婦が共に働いていると、親の日常生活を見守ることが出来ないので、とても心配だと思います。最近は、ガスなどの公共料金の計数で様子を見守るサービスや、民間会社が様々な見守りサービスを提供していますので、検討してみてはいかがでしょうか。
●「みまもりほっとラインi-POT」(象印マホービン株式会社)
●「みまもりネット」(松下電工インフォメーションシステムズ株式会社)
●「あんしんテレちゃん」(NTTテレコン株式会社)
●生活安否確認システム「しらせ隊」(株式会社Lifeモーション)
親しき仲にも礼儀あり
内閣府が2005年に発表した「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果」によると、将来子ども世帯との同居を考えている人の割合は、約4割で、年々減少傾向にあるとのこと。「親子とはいえ、近すぎず離れすぎず……気を使わずに楽しく交流したい」と考えるのかもしれません。一方、「三世代で楽しく過ごしたいから」を「同居を選んだ理由」に挙げた人が多いのも事実。親子だからと、甘えすぎたり干渉しすぎたりするのではなく、心地よい距離感を保つことが大切ですね。60歳を過ぎてもまだまだ元気で、趣味や友達との付き合いなどで忙しい親世帯も多いこの頃。親夫婦が老後をどう過ごしたいか、お互いの住まい方によってどんな効果があるかなど、よく話し合って家族の結束を強めてください!
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