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共働き夫婦が1年で100万円貯める方法(3ページ目)

「とりあえず100万円貯める!」そんな見出しを雑誌のタイトルでよく見かけます。では、実際にどうやって貯めたらいいでしょうか?新婚1年の共働き夫婦を例にご紹介します!

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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ツヨシさんが「ボーナスを全額貯金」したら、どうなる?

ソファで一休み
ボーナスをまとめて貯蓄すると、メリットもありそうね!
2人の間に、不穏な空気が上がりそうだったので、ツヨシさんはもう1つの案を出しました。

■ボーナスを全額貯蓄する場合
(ツヨシさん)
月2.5万円×12ヶ月=30万円
ボーナス(手取り) 25万円×2回=50万円
合計80万円

(ノリコさん)
月1.8万円×12ヶ月=21.6万円

(夫婦合計):101.6万円

これは、ツヨシさんのボーナスを全額貯蓄へ回して、残りを2人で収入に応じて分担する、というものです。これなら、ツヨシさんの月々の貯蓄額が5千円減って毎月2万5千円、ノリコさんも最初の案の約半分で月1万8千円になります。「ボーナスは無いものと思って全額貯蓄」という方も結構いらっしゃいますので、これは1つの方法として有効でしょう。

金融機関のボーナスキャンペーンを上手く活用!

ボーナスシーズンになると、各金融機関でもボーナス商戦としてさまざまなキャンペーンを実施しています。「50万円以上から利用できる金利キャンペーン」「100万円以上預けると金利が優遇される」など、ボーナスを利用してまとまった額を貯金することで恩恵が受けられることも……。毎月の貯蓄分をボーナスで充当することで、よりよい金融商品を選ぶことが出来れば、一石二鳥ですね!

「ボーナスで家電や旅行など、ある程度まとまった支出もしたいので、全額貯金はキツイな……」という方は、ボーナス月と毎月の貯蓄割合を調整してみましょう。

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