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共働き夫婦が1年で100万円貯める方法(2ページ目)

「とりあえず100万円貯める!」そんな見出しを雑誌のタイトルでよく見かけます。では、実際にどうやって貯めたらいいでしょうか?新婚1年の共働き夫婦を例にご紹介します!

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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2人で100万円、どうやって貯める?

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2人で100万円……どうやって貯金の分担する?
共働きの夫婦2人が、1年に100万円を貯める……一見、たやすいように思えますが、実際はどうでしょうか? ツヨシさんとノリコさんは、まず、2人がどう貯蓄の分担をするか、相談して決めることにしました。

ツヨシさん:「僕は、会社で早速財形貯蓄の申し込むことにするよ。貯金額の分担は、こんなのはどうかな?」

■2人で分担する金額(ツヨシさんの案)
(ツヨシさん)
月3万円×12ヶ月=36万円
ボーナス 15万円×2回=30万円
合計66万円

(ノリコさん)
月3万円×12ヶ月=36万円

(夫婦合計):102万円

夫ツヨシさんは、ボーナスの半分を貯蓄に回し、残りを2人で分担という提案をしました。これなら、無理なく貯められそうだと思ったのですが、ノリコさんはやや不安顔です。「うん……いいんだけど、私の手取りは20万円でしょ? 私の派遣会社は交通費が自己負担だし、さらに食費、洋服や化粧品代、友達との食事、諸々を考えると毎月3万円はキツイな~。やっていけるか不安……」

「何言ってるんだよ~、僕だって家賃や光熱費を払っているんだし、ボーナスからこんなに出そうって思っているのに……大変なのは、同じだと思うけどな」とツヨシさんも不満顔。

ガイド平野:おやおや大変、これではケンカになってしまいます。まず、ポイントを整理しましょう。今までは、イレギュラーで出費が多かった、という点がありますが、あればあるだけお金は使いたくなるものです。

上手く貯蓄をするポイントは
■「余ったら貯蓄、ではなく、先に貯蓄」
■生活費にどれくらいかかっているか把握して、それらをどちらが分担するか、きちんと決める
です。

※参考コラムもご覧ください。
共働き夫婦の生活費の分担、どうしている?
貯まる! 貯蓄術(前編)~共働き夫婦の場合

ツヨシさんが「ボーナスを全額貯金」したら、どうなる?
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