時間が足りない! 共働き女性のタイムマネジメント
こうして1日の行動を書いてみると効率化が図れそうね…… |
■毎日の過ごし方を「見える化」してみる!
忙しい毎日を送っていると、いつの間にか同じパターンで生活をしていることが多いと思います。でも、時々ふと立ち止まって、1日の行動を見直してみることをオススメします。
サッカーの試合の時に、ボールの動きを細かく記録して、試合後にそのボールの動きに無駄がなかったかどうか、改善する点はないかどうか、検証するそうですが、私たちの生活にも同じようなことが言えると思います。日によって違う行動パターンかもしれませんが、1日の動きを思い返して紙に書いてみましょう。そして、本当はやりたいと思っていることを「理想の1日」の中に書いてみます。
■エイコさんの時間節約計画
共働き歴3年目のエイコさんは、毎日仕事と家事・育児に追われる毎日に、ややお疲れ気味。「英語の勉強をしたい」という思いを抱いたまま、何も実行に移せずにイライラすることもあるそうです。「1日15分~30分でも、自分自身のために勉強する時間が欲しい」と思っているけれど、就寝前にはグッタリ疲れて勉強どころではありませんでした。
※ガイド平野作成 |
■「1日30分」を先取りしてみる!
そこで、エイコさんは夕方の買い物時間を食材宅配サービスなどで削減。食器洗い機や洗濯乾燥機を活用して、30分早く就寝し、朝早く起きることにしました。起床すると、ついつい子どものお弁当作りなどに取り掛かってしまいがちなのですが、「自分の時間のために30分早起き」したのですから、ここはぐっとガマン。携帯のアラームなどをセットして、まずは「TOEICの勉強30分」を先取りすることを心がけるようにしているそうです。
上の図の時間割のように自分の行動を「見える化」することで、効率的に作業をする方法を見つけたり、夫(パートナー)や子どもに見せることによって「この部分をみんなで協力しあうともっと時間の節約ができる」など、妻が自分のための時間を過ごすことについても理解を得られやすくなると思います。