100年生きる時代が当たり前に

世界は今後どのように変化していくのでしょうか。

2018年の平均寿命は男性81.09歳、女性87.26歳(厚生労働省調べ)。その10年前の2008年では男性79.29歳、女性86.05歳と、10年あたり約2歳のペースで寿命は伸びています。また、平均寿命だけでなく、健康寿命も伸びており、人が健康に100年生きる時代がすぐそこに来ています。
 
100年時代を生き抜く鍵は、自己投資にあり

100年時代を生き抜く鍵は、自己投資にあり


長寿化で問題となるのが「お金」です。60歳で定年し、残り40年を貯蓄と年金だけで生活するのは至難の技。現役期間を延ばして働き続けるにしても、野村総合研究所のレポートによれば、ロボットや人工知能(AI)に20年以内に仕事の半分以上が代替されると言われています。このような時代を生き抜くためには、自分磨きが欠かせません。
 

自己投資は必ずリターンを考える

自分磨き、つまり自己投資をするために、あなたなら何をしますか?例えば、資格取得や、英語力、PCスキル、ITスキル、ロジカルシンキング力などの向上が思いつくでしょうか? 人脈を広げるために、異業種交流会やセミナーに積極的に参加するのも良さそうですね。

ここで注意しなければならないのが、自己投資とは「投資」という言葉が付いている通り、投資であればリターンを考えるのが必須ということ。また、リターンは得られるけど時間がかかりすぎるというのもNGです。つまり、自己投資は時間と費用対効果を考えて行う必要があるのです。

リターンを考えずに自己投資をしている例を挙げると、「将来必要になるかもしれないと資格の取得をしたのはいいが、一向に仕事の役に立たない」、「セミナーや本で知識を得る事はできたが、実行していない」、「英語力をつけるために英会話に通い始めたのはいいものの、通えなくなってしまった」などです。

自己投資の失敗は、時間と費用対効果を考えていないから起こりますが、簡単に言えば「後先考えずに行っている」からです。今は必要ないが、将来必要になるかもと資格取得や習い事をしている方は一度見直しを行うとよいかもしれません。
 

お金に換算できない「見えない資産」を増やす

10年、20年後にどのような仕事があるか一度ゆっくり考えてみてください。仕事は、ロボットや人工知能に代替されにくい能力が発揮できる仕事が残りそうですよね。代替されにくい仕事は、人間ならではのスキル、例えば、共感能力、創造性、柔軟性、敏捷性、コミュニケーション力などを生かした仕事と言えます。このようなスキルを伸ばしていくとよいでしょう。

でも100年生きる時代は、それだけでは十分ではありません。自分の知識やスキルを活かして仕事をするにしても、仕事をくれる人脈、一緒に働いてくれる仲間、長く働き続けるための健康も必要となってきます。

つまり、100年生きる時代においての自己投資は、知識、スキル、人間関係、評判、健康などお金に換算できない「見えない資産」を増やすことと言えます。
 

ただし、自己投資のしすぎは禁物

自己投資がいくら大切と言っても、毎月赤字家計になったり、家計が破綻してしまったりしては元も子もありません。赤字家計や家計破綻を避けるためには、自己投資の割合を決めておくとよいです。

働き方や家族構成によって、自己投資の割合は変わってくると思いますが、手取りの1~2割を目安にすると家計に負担なく済みます。そして、肝心要の自己投資先は、時間と費用対効果を考え決めるようにしましょう。

自分にとって本当に必要な自己投資なのか、あるいは浪費(回収不能)になってしまうのかを見極めることが大切です。
 

代わりの効かないオリジナルな「自分の価値」を創造せよ

あなたの価値が高まると、それが評判となり、やがて部署や会社といった垣根を飛び越えて、「あなたと仕事がしたい」というオファーが舞いこむこともありえます。 これからは部署や会社だけでなく、実力のある個人(価値の高い個人)と仕事をする時代になっていきます。そうした潮流においてクオリティの高い仕事をこなせば、他者からの評価が高まり、さらに自分の価値は高まっていくのです。

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