東京都目黒区の閑静な住宅街に18坪の土地を買い、こだわりのマイホームを完成させたばかりのミユキさんは、構成作家で36才。ご主人は、会社員・・・だったのですが、住宅ローンが始まったとたんに会社を辞めて現在無職。返済はどうなる?



散歩の途中に土地を購入
ご主人失業
1500万円予算オーバーの訳




散歩の途中に土地を購入


 まだ完成して間もない、ミユキさんのお宅は、最寄りの駅から徒歩10分。公園の近くの恵まれた環境で、シルバーの外壁と木の暖かみをいかしたデザインは、クリエーターらしいセンスのよさがにじみ出ています。

山口(以下■)ーーー目黒区は都内でも、土地が高いところですよね。

 ミユキ(以下■)この近所の賃貸マンションにずっと住んでて、この街が気に入ったんです。家を買うなら、目黒って決めてました。主人は買えるわけないって思ってたみたいですけど。

ーーーマンションじゃなくて、一戸建て?

 自分の好きな、住んでいて心地いい空間を作りたかったんです。お友達とわいわいご飯を食べるのは、大きな机で床に座ってもらって・・・とか、私の仕事部屋は本棚を置いて・・・とか、具体的なイメージがあったからマンションや建て売りではいけなかったんですね。

ーーーまだお子さんもいないし、二人で働いてしっかり頭金を貯めたんですね。

 そう。二人とも、お金はあるとどんどん使っちゃうから、天引きでどんどん貯めました。

ーーー計画的ですね。

 そうでもないんです。『いつかは、家が欲しいな』って思ってただけで、具体的な計画は何もなかったんです。この土地も、散歩の途中で不動産屋さんの前を通りがかって、たまたま見つけたくらいですから。

ーーー散歩の途中で、土地衝動買い?!

 衝動じゃないですよ、1週間悩みましたから。初めて入った不動産屋さんで、土地を見たら周りの環境もいいし、角地だったこともあって気に入ったし、運命なのかしら?と思ったんです。

ーーーいくらだったんですか?

 4230万円です。

ーーー高い、出会いですね。

 でもね、友達の不動産屋さんに聞いたら、この物件は不動産屋さんが売り主と買い主と両方から手数料をもらう物件だから、片方の手数料をまけてもらえって言われて、そのまま言ったら130万円まけてくれたんです。

ーーーまず、土地を4100万円で購入。幸先いいですね。

 それが、ここから先いろんな事件が起きて大変でした。