出産・育児費用/出産費用に備える、育児費用を貯める

妊婦さん心配ご無用!無利息でお金が借りられます。 おめでたのお金は、ここで借りる(2ページ目)

妊娠・出産は何かとお金がかかりそうで心配です。でも出産育児費用が支給されたり、万一お金がピンチになった時は、無利息の融資が受けられる事を覚えておいてください。

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

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ここで、もらえる
 出産するとお金がもらえます。どこからどんなお金がもらえるのでしょうか。

 ■出産育児一時金
 加入している健康保険からの「出産育児一時金」が出生児一人につき30万円支給されます。組合保険や自治体によってはこの30万円に上乗せする場合もあり、東京23区で国民健康保険に加入する人が出産した場合は、35万円が支給されます。
 申請
 国民健康保険・・・市区町村の役所
 政府管掌保険・・・会社か社会保険事務所
 組合管掌健康保険・・・各健保組合

 妻が退職後6ヶ月以内の出産の場合のみ、夫と妻とどちらの保険でもらうか選べるので、どちらが得か事前に調べておくといいでしょう。

 ■死産・流産は?
 妊娠4ヵ月(85日以上)であれば、出産育児一時金が支給されます。申請の時効は2年です。

 ■出産手当金
 妻が働いていたら出産の前後は会社を休まなければならないので、給料がもらえなくても安心して休めるように、標準報酬日額の6割が健康保険から出産手当金として支給されます(給料が20万円の場合、約39万円)。
 期間
 出産の日(予定日より出産日が遅い場合は、予定日)より42日前から、出産日の56日後まで。
 会社から休んでいる間も給料がもらえる場合は、出産手当金から引かれます
 会社を辞めても、健康保険に1年以上加入していて、退職後6ヶ月以内に出産した場合は対象となります。


ここで、借りる
  出産までの間に医療機関に一時的な支払が生じたとき、 無利息で資金を貸し付ける「出産費融資制度」が各健康保険にあります。

 ■対象者
 出産予定日まで1ヵ月以内の人。妊娠4ヶ月以上で一時的な支払いを必要とする人。保険料を滞納していない人。

 ■融資限度額
 24万円が最も多く、自治体や組合によっても異なります。
 
 ■申請先
 国民健康保険・・・市区町村の役所
 政府管掌保険・・・会社か社会保険事務所
 組合管掌健康保険・・・各健保組合

 ■返済
 出産育児一時金から支払われ、融資額との差額は利用者本人に振り込まれます。

  出産は何かとお金がかかりますが、この他にもお祝いも頂けますし、レンタルやお古の活用で何とかなりそう!と思う人も多いのではないでしょうか。安心して出産に望むためにはまず、貯金。結婚したら財形や毎月の積立を少しづつするのもいいですね。
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