お金を借りると、”利息”がかかります
返済した金額には、「元金」と「利息」があります。返済した額のうち、どれだけ「元金」を返しているのか考えてみましょう! |
ではこの“利息”、毎月いったいいくら払うことになるのでしょう?
その基となる金利は、貸金業者によって幅があります。それによって支払う利息にも、大きな幅が出てきます。
「数字には弱くって」「めんどうくさい」「よくわからない」…。意外とみなさん利息計算には消極的で、疑問もあるようです。難しく、面倒なことはありません。
そこで今回は、利息の計算方法をお教えしたいと思います。これがわかると、今後お金を借りるときやローンを組むときなどの参考になると思います。
利息の計算方法
利息の計算方法は、下のようになります。元金(円) × 金利(%)× 借りていた日数(日) / 365(日)= 利息額(円)
※元金:もともと借りた金額
※金利(年利):利息。借りたお金に対してかかる年間の利息額を割合で表したもの。
<例>
50万円(元金)を金利18(%)で1ヶ月(30日)借りた場合。
500000円×18%×30日/365 = 7397円
つまり利息は、約7400円掛かるということです。
利息と返済額
それでは、こういう場合はどうでしょう。金額は同じ50万円(元金)で、1ヶ月(30日)利用。今度は金利が29.2(%)。
元金の3%相当の15000円を返済しています。
500000円×29.2%×30日/365 = 12000円
15000円を払っても、そのうち12000円が利息ということです。ということは、元金には3000円しか充当されていないのです。
“金利(手数料率)”によって、元金への充当額は大きく変わっていくのです。キャッシングやフリーローンは、自分の通帳とは違います。惰性で借り続けていては、返せなくなるのは時間の問題かもしれません。
先程の計算方法によって、金利が違うと返済額にどれくらいの差が出るのかも、ご自分で計算できます。上手に利用して、上手に返す。
計画的に利用することが、貸し手、借り手(あなた)、お互いのためになるのです。
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