借金の返済・債務整理/これがキホン!お金を返す大事な話

悪い借金なら今年こそおさらば!(2ページ目)

不況の嵐が吹き荒れた年末年始、今後の生活に漠然とした不安を感じる人も多いはず。借金整理?ブラック?恐れるだけでなく、どうすると家計が安定するのかを考えて新しい一歩を踏み出す!今はそんな時期です。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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必要なのは最小限の知識と情報

悪い借金なら今年こそおさらば!
クレジットカードはどうしても必要ですか? カードがあなたを苦しめてはいない?
では逆に金融ブラック、つまり信用情報記録に事故情報などが記載されると、どのようなデメリットがあるのか?ということですが、共通して言えるのは、5~7年の間(業者によっては10年間)、クレジットカードの使用ができなくなる、新しいカードの申込みが断られるということでしょう。
車のローンなども同期間は組めないと思っていたほうがいいでしょう。このように金銭面においてこのような不利益な影響が出るのは事実です。

しかしこのような障害であり、それ以外の生きていくうえで大きな支障などないのです。もちろん人生の落伍者などと感じる必要もありません。キャッシングなどを含め、お金を借りることができない、ローンなどもその期間は難しい。それだけのことです。
こう言うと軽く考えていると思われてしまうかもしれませんが、この時代、無理にローンを組んでまで、クレジットカードを使ってまで買い物をしようと考えること自体、自分の首を絞めることになりかねません。また、信用情報機関は貸金業者側のために存在している要素が強く、民間の機関であり公的な拘束力などありません。

あなたにとって一番大切なものは何だろう

「借りたものは返す」…当たり前のことです。「何が何でも借金返済を第一に」…これも至極まっとうな考え。でも借金の返済のための節約や工夫、我慢も必要ですが、返済することだけに必死になりすぎ、大切なものを見失ってはいないでしょうか。たとえば家族。子どもの成長に必要なものは与えられているでしょうか。

それができていない状況であると感じるのなら、思い切った考え方を踏まえ、今後の生活を見据えてもいいと思います。もう一度、あなたにとって大切なものを思い起こしてみてほしいです。

ブラック生活なんか楽しんでしまえ!

ブラック生活は、借金依存体質を直すにはうってつけの貴重な時間。借りないでやっていくために、自分の本来の生活を見据えていくのです。そして貯蓄。現金を大切にしなければなりません。時に不都合を感じるかもしれません。それを障害やデメリットと捉えるか否かはあなた次第なのです。

「借りられないから少しでも貯金しよう」「お金に余裕がないなら、工夫して生活を楽しもう」と発想を逆転させ、カード依存型の生活から現金主義の生活にシフトチェンジするのです。「借りられない生活」をマイナスに捉えるのではなく、あなたのこれからの生活が良く変わるため、積極的かつ有効に使ってもらいたいのです。そうすれば、心穏やかな素敵な生活がきっと取り戻せると思います。変な情報に惑わされず、揺るぐことなく家計の本質をみて、場合によっては新しい返済の仕方で一歩を踏み出してください。


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