デジタルカメラ/使うシーンで選ぶデジタルカメラ

旅行で使える頑丈なコンパクトデジカメを選ぶ

旅行に際してもっとも必要とされる性能はタフネスさ。どこかにぶつけたり、落としたりしても大丈夫な頑丈さが必要となります。選ぶときの注意点とオススメの機種をご紹介します。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

旅行に必要となるコンパクトデジカメの性能とは?

旅行に際してもっとも必要とされる性能はなんでしょうか。ズーム倍率? それともバッテリーのスタミナ? それともどこでも入手のできる単三電池が使えること?
どれも大事だとは思います。特に「旅行デジカメ」とされているものはそこそこコンパクトで20倍ズームレンズを搭載しているので、ズーム倍率が大事に思われるかもしれません。
しかし、筆者は一番に必要とされるスペックは堅牢性だと考えます。特に旅行に頻繁に行くのであれば、タフネスさを誇るデジタルカメラをオススメします。

というのも旅行の間というのは日常に比べてデジタルカメラを使う機会が多く、デジタルカメラが外に出ている時間が圧倒的に長くなるためです。

使用頻度が高くなる。つまり、それだけトラブルが起きる機会も多くなるわけです。ネックストラップで下げているときに、どこかにぶつけてしまう。あるいは胸ポケットに入れておいたデジタルカメラを座った拍子に落としてしまう……というようなことが増えてしまうのです。

もうひとつありがちなトラブルとして挙げられるのが、レンズの鏡筒をぶつけてしまって、レンズがぽっきりと折れてしまう、もしくは収納ができなくなってしまうというもの。これは実際にトラブルとしてはかなりあります。ユーザーがぶつかったことを意識しない程度の、ほんのわずかな衝撃でも折れ曲がってしまうのです。

こういったトラブルで故障してしまうと旅行中、デジタルカメラははただの重りになってしまいます。

しかし、以下におすすめするデジタルカメラはすべてタフなだけではなくレンズが繰り出さない「インナーズームレンズ」を搭載している機種なので、これらのトラブルをすべて回避できるます。

また、以下で紹介している機種すべてにGPS機能が搭載されています。GPSで緯度経度を記録することでどこで撮影したのかが分かります。旅の思い出をそういった面でも楽しむことのできる製品というわけです。


旅行で使うのにおすすめなコンパクトデジタルカメラ

・パナソニック LUMIX DMC-FT4
パナソニックのタフネスデジカメシリーズの四代目となります。防水12m、耐衝撃2m、耐低温-10℃、そして防塵とタフスペックでも一線級。特に防水12mと耐衝撃が高さ2mからでもOKというのはここに挙げた4機種の中でも1番の性能。CIPA準拠の撮影枚数は310枚と、バッテリーライフにもそこそこ余裕があります。GPSの他に高度計、気圧計が搭載されており、それらの情報も画像に書き込めるのは

 

・富士フイルム FinePix XP150
防水10m、耐衝撃2m、耐低温-10℃、防塵。耐衝撃2mというのはかなり安心できるスペックです。また、CIPA準拠の撮影可能枚数は300枚と、それなりに余裕のあるバッテリーライフも頼もしいところ。28-140mm相当の5倍ズームレンズを搭載しています。

 

・キヤノン PowerShot D20
タフネススペックは防水10m、耐衝撃1.5m、耐低温-10℃、防塵。タフネスデジカメとしては珍しく被写体に1cmまで近づけるマクロ機能を搭載しています。28mm相当スタートの5倍ズームレンズ搭載となっています。

 

・ニコン COOLPIX AW100
このページで紹介した機種の中では最大の1600万画素イメージセンサを搭載しています。防水10m、耐衝撃1.5m、防塵。手袋をしたままでも、アクションボタンを押してから上下前後に振るだけで操作のできる「アクションボタン+アクション操作」は優れもの。

 

コンパクトデジカメ選びのポイント:子供・ペットを撮るためのコンパクトデジカメの選びかた
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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