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Kさん(子2人,共働き)の教育資金貯めワザ(2ページ目)

お待たせしました! 好評シリーズ「突撃!隣りの教育資金」の第3回をお送りいたします。今回は、神奈川県のKさん(共働き、お子さん2人)の教育資金の貯めワザやお悩みに迫ります。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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■K家の教育資金に突撃!

K家は共働きで、しかも世帯年収が手取りで約830万円。住宅ローンは抱えているものの、お子さんの進路も公立中心で、「大学は文系なら私立も可」とのこと。保育や学童保育にお金がかかる状態でも年間約168万円(手取り年収の20%)の貯蓄ができていて、ざっと拝見した限りでは、マイホームプランを踏まえても、教育資金に大きな問題はなさそう(リストラや倒産、親の介護などによる退職など、別のリスクはあるでしょうけれど)。妻が会社員の共働き家計は強い! 以上。

・・・って終わったんでは怒られますね。せっかくですから、恒例のK家の【花マル】をピックアップしてみましょう。

<1>子どもの教育資金は「(マネー誌等を見て)とりあえず18歳時に1人300万円」と、やや迷いはあるものの計画されていて、その実現も今のままならムリはありません。とりあえず花マル。

<2>教育資金の準備のほかに、車の買い換えや、住宅資金(買い換えの頭金?)、老後資金など、「目的別貯蓄」もしっかり行っています。花マル!

<3>家と車、子供関係で手取り収入の48%がかかっていますが、それでも年間約168万円を貯蓄。その中に教育資金貯蓄も含まれているので、花マル。

<4>支出も目立ってムダはなさそうなので、花マル。保険も拝見しましたが、保障額や商品種類の選び方に大きな問題はありません(保険料を安くしようと思えば、さらに手はないわけではありませんが、これはまた別の機会に!)。

<5>今は子供の保育園代や学童保育代で4万2700円かかっていますが、数年以内に徐々にその分はラクになります。2年後に2人目のお子さんの教育資金の積立を月2万5000円以上始めてもムリはありません。花マル!

<6>働きながら子供2人を育てるのは大変だったでしょう。がんばったご夫婦に、さらに花マル!

合計6つの【花マル】をつけさせていただきました。

次ページでは、K家の教育資金のイエローカードに突撃!
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