学費・教育費/学費・教育費アーカイブ

仕送り減でビンボー学生増殖中

最近は不景気の影響か親からの仕送りがダウン。自宅外大学生は節約生活を送っています。とはいえ、仕送りは親には大きな負担。早めに準備を。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

  • Comment Page Icon

自宅外大学生は節約生活



親から見れば、最もお金がかかるのが自宅外学生を抱えること。もちろん、行きたい大学が遠方ならやむをえないことですが、「仕送り」は親にとってはかなりの負担としてのしかかります。

仮に月9万円としても、<9万円×12ヶ月×4年間=432万円>と、通常の教育費以外に400万円以上もの支出があることになります

長引く不況の影響か、あるいは「年金不信」で親が引締めてきた面もあるのかは定かではないですが、全国大学生活協同組合連合会が行った調査によると、
親からの仕送りがダウンしました。自宅外大学生は節約生活を余儀なくされているとのことです。

<2003年の下宿学生の収入>
  12万9080円(対前年▲約4700円


内訳は、仕送りが8万5670円(▲7400円)、アルバイト2万2630円(ほぼ同じ)、奨学金1万8820円(増加!)。

<2003年の下宿学生の支出>
  12万4820円(対前年▲約4000円


特に、食費が2万5120円と5年連続で減少し、一方で、貯蓄が1万1270円にアップしているのが特徴。そういえば、ゼミの後輩に「特技は貯金」と言っていた男子学生もいました。

学生に「清貧」はつきもの! 
度を越したものでなければ、むしろ、やりくり体質が身に付くのでいいことだと私は思います。

それにしても、忘れてはいけないのは、自宅外学生になることが予測できるなら、多めに教育資金を準備しておくことですね。

<関連リンク>
子供を育て上げるのに3000万円!?
全国大学生活協同組合連合会
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/11/30まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます