奥が深い!? 子どものおこづかい道

子どもたちがお金と引き換えに自分のほしいおやつなどを買う喜びを知り始めるのが、幼稚園や小学校時代。

お子さんに対して現金で渡す「おこづかい」は、いつ頃からいくらくらいあげればいいのか――子を持つ親にとっては悩みの1つかもしれません。

結論から言うと、この問いに対する答えには「正解」はないと思います。住んでいる地域や家庭の状況、周囲の友だちによっても異なるでしょうし、親の考え方によっても異なるものだからです。

ふだん子ども同士が仲良しだというママたちと話をして、「うちはこうなのよ」とか、「どうします?」と気軽に話し合って、意思疎通を図っておくといいでしょう。

なにも統一することはないので、考え方が違うなら違うで、違いを認識しあっておくだけでも、子どもにも説明しやすいはずです。
 

おこづかいは、子どもが何歳からあげる?

おこづかいは、何歳からあげるといいでしょうか? 金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査 2015年度調査」(2016年発表)のデータを見ると、おこづかいは、小学生の7割強、中学生の8割強、高校生の約8割が「もらっている」と回答しているようです。おこづかいをもらっている相手は「親」の割合が最も高くて、小学生は「祖父母」からもらう割合が4割を超えています。
 

いくらあげる?

みんないくらあげているのかについて、前出の金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査 2015年度調査」のデータでは、月1回もらっている小学生の最頻値は500円でした。

また、私の実感では、30代の親は子どもにあげるこづかい額が多めだと思います。20代は余裕がないし、40代は子どもも2人目、3人目だったり、あるいは自分の老後資金のことも考え始める年代でもあるので、必然的に引き締めるのかもしれません。

30代は20代より給与がアップして家計にゆとりがある中、まだ子どもも1人か2人と少なく、老後もまだ実感がない。そのため油断して子どもに対する支出が増える傾向にあるのでは?――というのが個人的な推測です。

ちなみにウチの例では、月ぎめのおこづかいは小2からあげ始め、最初は月300円でした。
 

おこづかいのあげ方は?

おこづかいの「あげ方」も様々です。

金融教育の一環として無条件であげるというご家庭も多いようですが、中には、「お手伝いの対価としてあげる」という家庭もあります。

逆に、「お手伝いをするのは当然だからそれに値段を付けるのはおかしい」というご家庭もあります。

また、中には、学校のテストで100点をとったり、習い事などで頑張った時にボーナスがもらえる制度を取り入れているご家庭もあります。

一方で、小学生のうちはそもそもほしいものは「物」で与え、こづかいは与えないという家庭もあります。

先日お会いしたある方は、2人姉妹であげ方を変えていると言ってました。家事を進んで手伝う上の子は定額制で、あまり手伝わない下の子は「お手伝いの対価」としてあげているそうです。

子どもの性格に合わせて、工夫をするのも一法なのかもしれません。

【関連コラム】
オススメ!子供におこづかい帳を付ける習慣を
おこづかいで金銭教育のツボ<小学生>
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。