養育費の「取り決め」が少ない!?
同じデータ内に、養育費の状況なども出ています。それによると、養育費の取り決めをしている世帯は、母子世帯で37.7%、父子世帯で17.5%。特に協議離婚で取り決めが少なく、調停離婚などでは多くなっています。なぜ取り決めをしないのかという理由は、多いものだけあげると以下の通りだそうです。
養育費の取り決めをしない理由
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<母子世帯>
相手に支払う意思や能力がないと思った 48.6%
相手と関わりたくない 23.1%
<父子世帯>
相手に支払う意思や能力がないと思った 34.8%
自分の収入等で経済的に問題がない 21.5%
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養育費をずっと支払っている割合は……
母子世帯の母の場合、離婚した父親からの養育費の受給状況は、「現在も受けている」が19.7%で、平均月額は 43,482円。一方、父子世帯では、離婚した母親から「現在も受けている」が4.1%で、平均月額は32,238円。参照:厚生労働省「平成23年度全国母子世帯等調査」