ニートはなぜ増える?


どうして今、日本でニートが増えているのでしょう?
理由としては、不況の影響による就職難が大きく影響しているようです。企業が採用数を絞れば、しわ寄せはストレートに若者に行きます。

就職活動で、100社近く説明会などに参加して、会社訪問や面接を受けても、1社も内定が取れないと嘆く大学生もいます。就職活動を通じて人間として成長するどころか、逆に、打ちのめされ、精神的に疲弊する若者がいても無理からぬことのようにも思います。それほど今どきの就職活動は過酷なのです。

名づけるなら『就職難民ニート』でしょうか。これは、政策の問題も大きいと思います。不況で、企業が新卒者を雇って育てることに消極的になるなか、政府が新卒採用を促すような政策を真剣に行っているようには見えません。また、新卒者にもある程度の即戦力が求められるような時代になっているのであれば、学校側も教育のあり方を換えていく必要があるでしょう。

一方、いわゆる引きこもりでニート化する人もいます。他人との関係が築けない、周囲の人と交流できない(しない)、自分の気持ちが表現できない、ストレスのモトになっている問題を解決しようとしない(あきらめている)、社会の動きについていけない・・・など、いろいろな理由の中で、ニート化していくのでしょう。こうした『ひきこもりニート』も少なくないようです。

他にも、年間10万人近い高校中退者がニート予備軍になっているともいわれます。中退の理由はいろいろあるとは思いますが、反社会的な意識からニート化する人もいることでしょう。そうした若者は、いわば『アウトローニート』でしょうか。

あとは、皆さんからの書き込みを拝見するに、『起業モラトリアムニート』や、ほとんどいないと思いますが、『超早期リタイヤニート』(ということは、若くして相当なお金を貯めた人ですね)の方もいるようですね。
ネットトレーダーや、ネットを使って小遣い稼ぎをしている方は、厳密にはニートではないでしょう。

ニートにもいくつかのタイプがあり、原因も異なりますが、現在、ニートの数が増えているのは、不況の影響がもっとも大きな要因とされています。